【プレミアリーグ】ニューカッスル1-0アーセナル(日本時間11月5日/セント・ジェームズ・パーク)
アーセナルのプレミアリーグ開幕からの無敗記録が「10」で途絶えた。
ミケル・アルテタ監督率いるチームは勝利を目指して敵地、セント・ジェームズ・パークに乗り込んだが、後半ニューカッスルFWアンソニー・ゴードンに先制ゴールを献上して0-1の敗戦。今季UEFAチャンピオンズリーグ(CL)に出場している上位対決をモノにすることができなかった。
直近の数試合で評価を高めているアーセナルの冨安健洋は左SBとして先発出場。後半途中からは右SBにポジションを移してフル出場を果たした。そんな日本代表DFに対して、地元メディアはどのような評価を与えているのだろうか。
地元メディア『Football.London』は、この試合に出場した選手たちを10段階で評価。冨安に対してはチーム3位タイとなる「6」が与えられている。
寸評では「冨安は左サイドと右サイドの両方で考え抜かれたチャレンジで、力強い守備をみせた」と、守備面が高く評価されていた。一方で「最後の3分の1ではアーセナルはもっと伝統的なウイングバックをベンチに置き、バリエーションを持たせた方がいいように感じたが、おそらくそれはユリエン・ティンバーだろう」と、離脱中のオランダ代表DFを比較対象に、ファイナルサードでの攻撃面でのアクセントが足りなかったことが指摘されている。
地元メディア『Evening Standard』でも同じくチーム3位タイの「6」と評価されており、「左サイドで身体を張ったプレーを見せたが、攻撃面では大きな貢献はできなかった」とオフェンス面での貢献度の低さについて言及されていた。
攻撃面に関してはやや厳しい意見が並んだが、ミゲル・アルミロンとキーラン・トリッピアーというニューカッスル自慢の右サイドの攻撃を封じたことは高く評価されるべきだろう。後半に右サイドへポジションを移して以降もパフォーマンスは安定しており、負けたとはいえ、日本代表DFのコンディションの良さと万能性が伺える試合となった。
(ABEMA/プレミアリーグ)