【WWE】Crown Jewel(11月4日・日本時間5日/サウジアラビア)
登録者数2360万人のプロボクサーYoutuberがとんでもない身体能力を発揮。ハイフライヤーの素質とパワー、超難度のオリジナル技に解説も「何でもできる男」と大絶賛したが、フィニッシュは得意のボクシングを汚す“汚い拳”での一撃だった。
サウジアラビアで行われたWWEのプレミアム・ライブイベント(PLE)『クラウン・ジュエル』で、人気Youtuberのローガン・ポールがレイ・ミステリオのUS王座へ挑戦。8月のリコシェ戦で見せた規格外のフィジカルで再びあっと驚かせたが、最後はダーティな隠し技で疑惑のベルト強奪に成功した。
小柄なミステリオをバカにしたようなムーブを見せるローガンだか、跳躍力ジャンプやボディアタックを回転しながらダメージを抑えそのままリフト、さらにロープを使ってライオンサルトと只者ではないフィジカルを発揮。
解説のフナキも「なんでも出来る男ローガン・ホール」とコメント。するとファンからも「普通にプロレスラーだ」「悔しいけどプロレスも上手い」「お姫様抱っこリフト」「いいレスラーだ」「嘘みたいに上手い…」と絶賛の嵐。
その後もローガンは得意のボクシングでミステリオのボディにパンチをボッコボコに打ち込み前のめりダウンに追い込んだり、軽々とリフトしてドヤ顔でぶん投げるなどやりたい放題。後半にはミステリオを抱えたままトップロープからムーンサルトで体を浴びせるオリジナルまで披露し、ファンをどよめかせた。
随所で溢れるセンスを発揮したローガンだが根の悪の部分は隠し切れず、ピンチになるとメリケンサックを仕込んでいたことが発覚。一度は手元を離れたが、場外でセカンドが揉み合いのなか、“ちょうどいい所”に転がった凶器をどさくさ紛れで手に装着。スプリングボードで飛んできたミステリオのこめかみにカウンターでパンチを打ち込みKOしてカウント3。
まさかのUS王座戴冠にファンも「ええええ」「子供が間に受けちゃう」と騒然。汚い手で勝利したにも関わらず一部のファンからは「本当に面白かった」「本当に能力が高い」とダークヒーロを讃える声が鳴り止まなかった。
(ABEMA/WWE『Crown Jewel』)