【プレミアリーグ】ニューカッスル1-0アーセナル(日本時間11月5日/セント・ジェームズ・パーク)
【映像】わざと相手の体に当ててビビらせた?殺人スライディング
殺人タックルに選手がガチギレし、場内も大ブーイングだ。アーセナルのカイ・ハヴァーツが強烈なスライディングを試みると、滑った際の後ろ足が相手を直撃。まさに“削りに行く”プレーに対してニューカッスルの選手たちは激怒し、一斉にドイツ代表に詰め寄った。
スコアレスながら前半から激しい展開のなか、そのシーンは37分に起きた。アーセナルが右サイドから攻め込んだ場面で、こぼれたセカンドボールを拾ったイングランド人MFショーン・S.ロングスタッフが左サイドから大きく前線へ蹴り出そうとした瞬間だった。
攻撃に参加していたハヴァーツは一瞬で守備の切り替え、ロングスタッフの元へ急加速。そして相手が蹴り込んだタイミングで豪快なスライディングタックルをお見舞いしたのだ。ABEMAの解説・安田理大氏と林陵平氏が「これは危ない」「危険ですね」と口をそろえたように、滑った際の残り足が相手を直撃し、ロングスタッフはその場に転がって悶絶した。
この危険なプレーにはニューカッスルの選手たちが一斉に激怒し、ハヴァーツの元へと詰め寄っていく。本人は飄々としていたが、当然、彼にはイエローカードが提示された。
安田氏が「けっこう足の裏で行きましたね」と語ったこのシーンだが、林氏は「ハヴァーツは攻撃にフォーカスされがちですが守備の切り替えもけっこう早い。少しレイトタックルになってしまったので良くはなかったですけど」と、ドイツ代表の守備意識に言及した。
一方、安田氏は「わかるんですけど、後ろ足をわざと残していますね。滑って伸ばした足と逆の足を残して、相手の体に当ててビビらせる」とDFの心理を推察。とはいえ、危険なプレーであることに違いはなく、ファンも「これはレッドやろ」とコメントし、ニューカッスルのホーム、セント・ジェームズ・パークの観客も大ブーイングで抗議を繰り広げた。
(ABEMA/プレミアリーグ)