【ブンデスリーガ】フライブルク3-3ボルシアMG(日本時間11月04日/ヨーロッパ・パルク・シュタディオン)
”天国から地獄”だった。GKアトゥボルがPKストップに成功したかと思われたが、相手選手がPKを蹴る前に味方がボックス内に入ったことでやり直しに。チームメイトのイージーミスによってもう一度PKを蹴られることになった同選手は、続くピンチを防ぐことができず、悔しさから持っていたボトルを投げつけた。
フライブルクが1-2で追いかける展開で迎えた35分、ボックス内でシュートを放とうとしたボルシアMGジョルダン・シエバチュをフライブルクDFフィリップ・ラインハートが倒してしまい、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の末に、アウェイチームにPKが与えられた。
キッカーのユリアン・ヴァイグルのシュートはGKノア・アトゥボルにストップされるも、そのこぼれ球を先にフライブルクの選手が反応してクリア。しかし、ホームチームの選手が、ヴァイグルがPKを蹴るより早くボックス内に入ったことが、先にボールに触れてクリアできたと判断されてやり直しに。アトゥブルのPKストップはノーカウントとなってしまい、二度目のPKは止めることができず、不必要な形で3点目を失ってしまった。これには思わずボトルを投げつけるなど、守護神はかなり悔しそうな態度をみせていた。
チームメイトのイージーミスによってやり直しを余儀なくされると、ABEMA視聴者も「えっ?蹴り直し?」「天国から地獄やん」「ちょっと出ちゃったかー」「ほんのちょっとなのにw w w」と落胆を隠せない様子だった。
結果的にこの試合は3-3の引き分けとなっており、仮にこのシーンでアトゥボルがPKを防ぐことができていれば、ホームチームに勝ち星がついていたかもしれない。フライブルクからすれば勝ち点に影響する痛恨のミスとなってしまった。
(ABEMA/ブンデスリーガ)