【ブンデスリーガ】ドルトムント0-4バイエルン(日本時間11月04日/ジグナル・イドゥナ・パルク)
ドルトムントの最速王が単騎でバイエルン守備陣を切り裂いた。自陣からのドリブル突破を狙っていたアデイェミは、縦突破からカットインでチャンス演出を試みた。それに対してバイエルンの守備陣は我慢ができず、ファウル覚悟でストップ。強引に止めるしか、このドイツ代表FWを止める術はなかったようだ。
ドルトムントが0-3と追いかける展開で迎えた85分、自陣深い位置でパスを受けたカリム・アデイェミは、まず縦への突破で局面を打開。続けてカットインからバイエルン守備陣の間を狙うと、相手MFコンラート・ライマーは迷わずファウル覚悟でタックルを狙った。このオーストリア代表MFにはイエローカードが提示されたが、それと引き換えに最速王アデイェミを何とか止めることに成功している。
バイエルンの選手でもファウル覚悟でなければ止められない逸材FWの速すぎるドリブルに、ABEMA視聴者も「今日のアデイェミは結構良さそう」と感触が良さそうな様子だった。
縦にも中にもトップスピードで切り込めるドリブラーはそうそういない。この試合は結果的にドルトムントが敗れることとなったが、こうした苦しい試合でこそアデイェミのような独力で突破できるドリブラーは重宝される。後半戦のリベンジに期待したい。
(ABEMA/ブンデスリーガ)