11月4日に放送された「進撃の巨人 The Final Season 完結編(後編)」では、アルミン・アルレルト(CV:井上麻里奈)がエレン・イェーガー(CV:梶裕貴)にかけた言葉が原作から変化していた。「救いがあるエンドになった」「涙が止まらない」と原作ファンも絶賛している。
【動画】アニオリで変更された、アルミンとエレンの最後の会話 ※1:07:00ごろ〜
アニメ「進撃の巨人」は、全世界でのシリーズ累計発行部数が1億2000万部を突破した諫山創氏による大ヒット漫画が原作。圧倒的な力を持つ巨人と人類の戦いを描いた作品で、2013年4月にアニメの「Season1」が始まった。2023年3月には「The Final Season完結編(前編)」が放送。世界を滅ぼそうと“地鳴らし”を発動させたエレンと、それを止めようとする者たちの戦いが描かれた。
11月4日、アニメ放送開始から約10年を経て、シリーズの最終エピソード「The Final Season 完結編(後編)」が放送された。エレンと幼馴染であるアルミンの、最後の話し合いが描かれた。
エレンは人類の8割を踏み殺すことで、生き残った人々が幸せに暮らせる世界を作ろうとした。原作では、その決断に対して、アルミンが「ありがとう。僕達のために…殺戮者になってくれて…」と述べていた。しかしアニメ版では、アルミンのセリフが「これは僕達がやったことだ。だから、これからはずっと一緒だね」というものに変わっていた。「これから?どこで?」と戸惑うエレンに、アルミンは、「あればだけど、地獄で。8割の人類を殺した罪を受けて苦しむんだ……ふたりで」と力強く告げた。
エレンの罪を一緒に背負うアルミンの覚悟がより伝わりやすくなったと感じる視聴者も多かったようで、「このアニオリは誰も文句ない」「最後まで友情が美しかったなぁ」「罪を半分こにしてくれたアルミンのアニオリ台詞とっても好き」「涙が止まらない」「エレンにも救いがあるエンドになった」と絶賛されていた。
■「完結編(後編)」あらすじ
終尾の巨人となり、無数の巨人たちとスラトア要塞に進撃するエレン。絶望の淵に立たされた避難民の前に現れたのは、地鳴らしから間一髪で逃れられたミカサ、アルミン、ジャン、コニー、ライナー、ピーク、リヴァイ。かつての仲間たち、そして幼馴染とエレンの戦いがここに終結する。
(C)諫山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会
アニメ「進撃の巨人」The Final Season完結編にあたるエピソード(動画リンクつき)
完結編(前編) | |
---|---|
88 | 地鳴らし |
89 | 自由の翼 |
90 | 絶望の淵にて |
完結編(後編) | |
91 | 天と地の戦い |
92 | 心臓を捧げよ |
93 | 長い夢 |
94 | あの丘の木に向かって |