【WWE】Crown Jewel(11月4日・日本時間5日/サウジアラビア)
宿敵を倒すためにトップレスラーが異例のフィニッシャー3連発。遺恨の相手とはいえ容赦ない掟破りの“起き上がりこぼし式3連チャン”が「首がもげちゃう」との声が上がるほどのインパクトだった。
ここ数か月、WWEでタッグ戦など全方位で争ってきたコーディ・ローデスとダミアン・プリーストの遺恨マッチ。名レスラーのダスティ・ローデスを父に持つコーディの“やりすぎた必殺技”が話題を集めた。
試合中盤からアナウンサーテーブルでダミアンが『レコニング』を放つと、リング上でコーディが『クロスローズ』と両者、必殺技を惜しみなく出し合う展開に。ダミアンの所属ユニット"ジャッジメントデイ”の介入も、ジェイ・ウーソが場外でスーパーキック3連発でまとめて排除する好アシストもあり、両者リング上での決着戦となった。
コーディがトップロープから『コーディ・カッター』を完璧に決めるも、ダミアンも粘りを見せてカウント2で返す。いつもの技でも決まらない状況で、今度は『クロスローズ』。さらに首をロックしたまま離さず2度目、さらに相手を起こして捻りあげて3連発の『クロスローズ』。
実況も「起き上がりこぼしだ!」「3度目なら…」と興奮のなかでやっとコーディがカウント・スリーを取り難敵を撃破した。
ここまでやらないとダミアンを倒せないという気持ちからのクロスローズ“3連発”。ファンからは「そんなのありか?」「セス・ロリンズ相手でも2度だったのに」「離さないw」「首がもげるぞ」「1度でダメなら3度、さすが名勝負マシーン」と若干引き気味の声が混じるほどインパクト絶大&大興奮の瞬間だった。
(ABEMA/WWE『Crown Jewel』)