【WWE】SMACKDOWN(11月3日・日本時間4日/ミルウォーキー)
女子タッグ王者を2人まとめてぶっ倒した“クイーン”と称される女子レスラーの風格に、「1人でも戦える」「タッグパートナーいらなくね?」などの声が出る問答無用の強さが光ったシーンだった。
WWEのレギュラー放送『SMACKDOWN』で、ショッツィ&シャーロット・フレアー組が女子タッグ王者のパイパー・ニーヴンとチェルシー・グリーン組と対戦。ショッツィのタッグパートナーとしてサプライズ登場した“女王”シャーロットが、あっという間に2人を料理した。
リングで「今日もしばいてやるわ」と余裕をこいていたパイパーとチェルシーも、"グーの音も出ない"強力な相手の登場に動揺。特にチェルシーは「いやいや、やらないわよ…」とパイパーの影に隠れてビビりまくりだ。試合が始まるとパイパーとチェルシーは、露骨にショッツィを集中攻撃。グーパンチから抑え込み「さっさと試合を終わらせたい空気」を出し続けるが、そう甘くはない。
なんとかショッツィがシャーロットにタッチすると、100キロ越えのニーヴンを含む女子タッグ王者組をまとめてクロスボディを敢行。さらに「フォー」の掛け声とともに2人に逆水平チョップを連発した。チェルシーにエクスプロイダー、パイパーにビッグブーツ。さらに場外で足を引っ張るチェルシーを足蹴にするなど1人で王者組を圧倒。
最後はビッグブーツでチェルシーの顔面を蹴り上げカウント3。タッチ後は全てシャーロットのターン。現女子タッグ王者が完膚なきまでに叩きのめされ現実を突きつけられた。最後は完全に空気になっていたショッツィにファンから「ショッツィ何もしてねえw」「何かしたか?」や「シャーロット1人で勝てるじゃん」との声が飛ぶほど女王の貫禄は圧倒的だった。
いじめっ子コンビにひと泡吹かせることができたショッツィは「ドヤ顔」でニッコニコ。とりあえず勝星スタートの新コンビが今後継続されるのか注目だ。
(ABEMA/WWE『SMACKDOWN』)