【プレミアリーグ】トッテナム1-4チェルシー(日本時間11月7日/トッテナム・ホットスパー・スタジアム)
ファウルも辞さない覚悟のディフェンスが本当にファウルとなり、しかも退場に……。トッテナムのDFウドジェが、イングランド代表FWの足元にタックル。すでに警告を受けていた彼は自らの”運命”を悟ったかのようなリアクションで、2枚目のイエローカード提示を受け、絶望に打ちひしがれた様子だった。
1-1で迎えた54分、チェルシーのプレスを突破された1人少ないトッテナムは、被カウンターの場面で2対3という数的不利の状況で守らなければいけなくなった。その際にDFのデスティニー・ウドジェは、ラヒーム・スターリングのパスカットに成功。しかし、自らの足元にボールがつかなかったため、ルーズボールをスライディングでマイボールにしようとし、相手の足をタックルで削ってしまった。
18分に1枚目のイエローカードが提示されていたイタリア代表DFは、主審の笛が鳴った瞬間に自らが2枚目のイエローカードで退場となることを悟り、絶望に打ちひしがれるリアクションを取った。
これにはファンからも「このカードはもったいない」「試合終わったな」「やっちまった感あったな」など、同情の声が多く寄せられた。
ウドジェの退場により、9人での戦いを余儀なくされたトッテナムだが、最後まで勝ちに行く姿勢を変えることはなかった。結果的には1-4の大敗となったが、サポーターからは大きなチャントと盛大な拍手でパフォーマンスを讃えられていた。
(ABEMA/プレミアリーグ)