大分県別府市で起きたひき逃げ死亡事件で、「重要指名手配」に指定されている八田與一(はった・よいち)容疑者(27)の逃亡生活について元刑事が分析した。
【映像】ひき逃げ死亡事件で逃走中、八田容疑者の特徴
2022年6月29日、大分県別府市で発生したひき逃げ事件。信号で止まっていたバイク2台に軽乗用車が追突し、当時19歳の大学生1人が死亡、1人がけがをした。逃走した八田容疑者は道路交通法違反の疑いで全国に指名手配され、今年9月には「重要指名手配」に指定された。道交法違反の容疑者で初の重要指名手配となり、社会的な関心を集めている。
この八田容疑者の逃走生活について、元徳島県警・捜査一課警部の秋山博康氏が自身の見解を述べた。
秋山氏は、「犯行も身勝手、逃走中も身勝手な犯行をして、逃走していると思う。『相手が悪いから私は一生逃げ通してやる』というイメージでいるだろう」と推察した。また、八田容疑者が「重要指名手配になっているポスターも確認していると思う。だから変装、偽名、それで第三者に助けてもらいながら逃亡生活をしている」と分析。
その上で、秋山氏は自身が過去に追った指名手配被疑者の逃走生活についても触れ、「私が11年間追った被疑者は、ヒモ生活で生活していた。それと変装、頭をツルツルにする、髭を生やす、痩せる、太る。そしてヒモ生活で外に出ない。サングラスなんかは30個くらい購入していた。(逃亡中の八田容疑者も)偽名、それと変装して逃亡生活をしていると思う」と語った。
(『ABEMA的ニュースショー』より)