【プレミアリーグ】ブレントフォード3-2ウェストハム(日本時間11月5日/ジーテック・コミュニティ・スタジアム)
1点差の痺れる状況で生まれた“美しすぎるヘディング弾”でスタジアムが歓喜に沸いた。追いついたブレントフォードの選手たちは歓喜の輪を作ったが、リプレイを見ると実はウェストハムDFのオウンゴール。解説も「気の毒ですね」と言及した悲劇の瞬間が話題となっている。
アウェイのウェストハムが2-1とリードして迎えた55分。コーナーキックを与えた場面で、ショートコーナーからエンベウモ(ブレントフォード)の左足クロスがゴール前に入ってくる。落下点にいち早く入ったマヴロパノスだったが、コリンズを背負った状態でジャンプしたことで難しい体勢になると、そのままバックヘッドで逃れようとした。しかしボールは無常にも自陣のゴールネットを揺らし、痛恨の同点オウンゴールを献上した。
実況の原大悟氏は「エンベウモのクロスはそのまま入りそうなところに蹴り込んできました」とクロスボールの精度の高さを称賛。解説のベン・メイブリー氏も「よく用意したものだったと思いますし、クロスも非常に精度が高かった」とセットプレーの技術の高さを称えた。
一方で「ちょっと難しい体勢にはなりますが、結果気の毒ですね。そらそうとしている感じ」とオウンゴールを献上したマヴロパノスを思いやるコメントも残している。
(ABEMA/プレミアリーグ)