神木隆之介が『徹子の部屋』に出演し、赤ちゃんの頃に病気で危篤状態に陥ったと告白。芸能界入りには母の「生きた証を残したい」という願いが込められていると語った。
11月6日(月)、黒柳徹子の『徹子の部屋』(テレビ朝日系列)が放送。俳優・神木隆之介が出演した。30歳の節目を迎え、これからは「お手本というか、こういう役者になりたいと思ってもらえるような責任が新たに生まれました」という神木。黒柳から「節目になるたびにお母様がとってもお喜びになるそうね」と聞くと、神木は「喜びますー!」と明るい表情を見せた。
神木は「実は生まれた時に病気を」「危篤状態が続いていて、それぐらい重くて。奇跡的に助けていただいた」と明かした。この出来事を経て、神木の母が「生きている証としてテレビや雑誌に残したい」と考えたのが芸能界入りのきっかけだという。「今でも母は、不安やトラウマがあるんでしょうね。毎回言われます。20歳になったり、1つずつ歳を重ねるごとに、『誕生日にこうやって笑って生きられることに感謝しなくちゃね』」と母の愛を語った。
神木はもともと父、母、姉、祖父母と暮らしていて、姉は11個年上だそう。家には家訓があり、その中の一つは「実るほど 頭を垂れる 稲穂かな」。30歳を迎えて憧れられる立場になっても「責任」として謙虚に居続ける姿勢は、まさに家訓の教えの賜物と言えそうだ。