【WWE】SMACKDOWN(11月3日・日本時間4日/ミルウォーキー)
まるで綱のように長い髪を引っ張られて劣勢かと思いきや、悪の軍団へ“ムチ打ちの刑”を敢行する形で、女子レスラーのトレードマークがとんでもない威力を発揮した。
WWEの人気番組『SMACKDOWN』で、ベイリーとビアンカ・ブレアーが対戦。2か月前の「ビアンカ襲撃事件」の首謀者ベイリーへの復讐戦で、ビアンカが放ったラプンツェルばりの“魔法の髪”攻撃が注目を集めた。
2か月前、ビアンカはバックステージで“ダメージCTRL”のイヨとベイリーに襲撃され、欠場に追い込まれた。翌日には『Crown Jewel』大会でイヨのWWE女子王座へ挑戦も控え、まずはユニット・リーダーのベイリーを潰しておきたい試合だった。序盤はベイリーがコーナーポストを使ったヒザ・鉄柱サンドウィッチ攻撃や、場外への中腰にエルボーなどエグい技を連発。対するビアンカも怒りがダダ漏れるコーナーでの「15発パンチ乱れ打ち」などで対抗した。
しかし、ベイリーがビアンカの長い髪に手をかけ綱引きのように引っ張り始める。ぐるぐる回り場外に引き込むと鉄柱へと激突。その後もリング上でビアンカの髪を引っ張るベイリーだったが、最後の最後で痛いしっぺ返しを受ける。ロープワークで戻って来たところを、ビアンカがカウンターでムチのように長髪を振り回し一撃。土手っ腹に髪のムチの「バチン!」と鈍い音が響き渡りベイリーは悶絶、最後は得意技のKODで仕留めた。
自身を欠場に追い込んだユニットのリーダー狩りに成功したビアンカ。大きなインパクトを残した髪の毛のムチ攻撃にファンも「これは痛い」「音がやばかったな」「初めて髪の毛の音を聞いた…」など一様に驚いた様子だった。
(ABEMA/WWE『SMACKDOWN』)