【プレミアリーグ】トッテナム1-4チェルシー(日本時間11月7日/トッテナム・ホットス
パー・スタジアム)
“エクアドルの至宝”が放ったチェルシー初ゴールは幻と消えた。ボックス手前で同僚パーマーの落しを受けたモイセス・カイセドは、利き足ではない左足を一閃。地を這う強烈なミドルシュートがゴール左下に突き刺さった。しかし、FWジャクソンがオフサイドポジションで相手GKの視界を遮ったとしてまさかのノーゴール判定となった。
チェルシーが1点を追いかける展開で迎えた27分、相手ボックス付近まで攻め込むと、MFコール・パーマーがボックス手前にいたカイセドへ絶妙なパスを出した。エクアドル代表MFは利き足ではない左足を振り抜くと、地を這うミドルシュートはゴール左下に吸い込まれて、チェルシーが同点に追いついたかと思われた。
ABEMAで実況を務めた永田実氏も「正真正銘のゴールが決まりました!」と、直前にラヒーム・スターリングのゴールがハンドで取り消されたことからこのように伝えた。しかし、FWニコラス・ジャクソンがオフサイドポジションでトッテナムGKグリエルモ・ヴィカーリオの視界を遮っていたとして、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の末にオフサイドの判定となった。
これには視聴者も「またまた微妙で草」「関与ってなんだよ」「これは可哀想」「どこがオフサイド?」など、ガックリの様子だった。
この得点は取り消されたが、VARでその直前にボックス内でトッテナムDFクリスティアン・ロメロがエンソ・フェルナンデスの足首を危険なタックルで削っていたことが明らかとなり、チェルシーへPKが与えられ、同選手へレッドカードも提示された。仮にこの判定がなければ、アウェイチームのサポーターはさらに怒り狂っていたことだろう。
(ABEMA/プレミアリーグ)