【WWE】RAW(11月6日・日本時間7日/ウィルクスバリ)
屈指の重さを誇るスーパースターの二人がトップロープから落ちてくる「コロニー落とし」級の危険案件。レフェリーが「ダメダメ」と身振りを交えて懸命の制止も実らず、実況が「リングに穴があく」と声を上げた危険な瞬間、その衝撃の大きさからリングとカメラが激しく揺れた。
11月6日(日本時間7日)に行われたWWE『RAW』で、アイバー、ブロンソン・リード、ザ・ミズ、リコシェによる4Wayマッチが開催され、合計280キロオーバーの大男2人が雪崩れ式で落下するリングの耐荷重比べのようなシーンが話題となった。
勝者がグンターのインターコンチネンタルのタイトルに挑戦できるこの試合。特に危険な匂いがプンプンしていたのがアイバー(133kg)とリード(150kg)のWWEスーパースター屈指の巨漢同士の争いだ。
身体に似合わずよく飛ぶ男・アイバーが素早くトップロープに登ると、嫌な予感を感じたファンが「やばい」「やばいぞ」「これは食いたくない」「これは死人が出るぞ」「巻き込まれたくねえ」と危険度がマックス状態に。
それに気づいたリードがセカンドロープに駆け上がり、雪崩れ式の体制に入ると、危険を察知したレフェリーが手を振って「ダメダメ」と制止。解説の元WWEスーパースターのフナキも「うわぁ怖い、怖い、リングに穴が開きますよ」と声を上げた。280キロといえば大型の自動販売機と同じくらいの重さ。そんなものが上から降ってくるなど、もはや恐怖でしかない。
そこにリコシェとミズが下から両者の攻防に介入。二人をまとめてマットに叩きつけて落下させると「リングが壊れる」「リングが壊れちゃう」と皆が同じ感想に。
「リングが揺れた」「震度7だな」という言葉も聞かれたその瞬間。通りのビルの解体作業のような轟音とともに2人が落下すると、リングもカメラも衝撃の大きさに“ぐらぐら”と揺らいだ。当然、下から仕掛けたリコシェとミズもぐったり大の字となった。
一方、バックルームのモニターでこの試合の戦況を見守っていたチャンピオンのグンターも同様に「こいつらヤバい試合をしよるなぁ。ワシも大満足だ」といった様子でニヤニヤ。挑戦者たちの奮闘ぶりに喜びを隠しきれない様子だった。(ABEMA/WWE『RAW』)