【UEFAヨーロッパリーグ】アヤックス 0-2 ブライトン(日本時間11月9日/ヨハン・クライフ・アレナ)
敵地でアヤックスに勝利したブライトンだが、怪我人続出という苦しい事態に置かれている。
14分にアンス・ファティ、53分にシモン・アディングがゴールを決めた一方、8分にジェームズ・ミルナー、前半終了時にルイス・ダンク、77分には復帰戦のペルビス・エストゥピニャンまでもが負傷交代。低迷するオランダの名門を下したとはいえ、過密日程が続く中での相次ぐ怪我人はあまりに痛い。
コンディションに苦しむ選手が多くいる中で、この試合でも三笘薫はフル出場を飾った。この日本代表FWに対して、地元メディアはどのような評価を与えているのだろうか。
地元メディア『Sussex World』は、この試合に出場した選手たちを10段階で評価。三笘にはチーム3位タイとなる「7」を与えている。ただ、寸評では「アンス・ファティ、ジョアン・ペドロ、アディングラに圧倒された」と、同じく攻撃陣を担った3人と比べると大人しかったと評価された。
続けて「後半は自らチャンスを決めきるのではなく、エヴァン・ファーガソンにボールを託すべきだった」と、68分の決定機逸の場面についても指摘されている。
この試合でも露呈したように、三笘は過密日程の影響からかプレーのキレが好調時と比較をすると失われつつある。怪我人多発によって、今後さらに日本代表FWへの依存度が高まりそうで、11月12日のシェフィールド・U戦、来週からのワールドカップ予選への影響が懸念される。これ以上、コンディションを落とさなければいいが……。
(ABEMA/UEFAヨーロッパリーグ)