4年ぶりに動画メディアのインタビューに応じたのは、元セクシー女優の蒼井そら。数年前に実年齢を公表し現在は42歳。2018年に妊娠を発表した蒼井には、「子どもが可哀想」といった心のない言葉が数多く寄せられていた。あれから5年。ABEMAエンタメの独占インタビューで見せたのは、誹謗中傷を乗り越え、幸せをつかみとった母の姿だった。
11月11日に芸歴上の誕生日を迎えた蒼井。21歳でアダルト業界に飛び込むと、瞬く間にトップセクシー女優にまで上り詰めた。その人気は国内のみならず、アジア全域にも広がり、中国のSNS「Weibo」のフォロワー数は2000万人を超えている。
自身を有名にした「セクシー女優」という仕事について、蒼井はどのように感じているのか。
「後ろ指を指される職業だと思っていましたけど。もちろん裸の画像があったり、そういう行為をしているものが世間には出ているけど、でも『イチ職業』じゃない?という感覚になってきました。『蒼井そら』というAVの時代から、ずっと経験してきたことで今があるのでやらなきゃよかったと一回も思ったことないです」
2018年に、DJ NONと結婚した蒼井。その年の12月に妊娠を発表した。ABEMAでは、出産ドキュメンタリー特番を放送し、総視聴数100万を超える反響を呼んだ。
多くの祝福の声が寄せられた一方で、「母がAV女優だと子どもが可哀想」「子どもは絶対に幸せにならない」など、ネット上には蒼井を傷つける言葉も。
「かわいそうって誰が決めんだよって思った時に、やはり子どもが決めることだし、私がAV女優だったからということではなくて、いじめってやはりあるじゃないですか。例えば芸能人や芸人さんだったり、表に出る仕事、スポーツ選手とか、もう全てにおいてあると思っているので、『AV女優』という『アダルト』だけに限った話じゃない、別に自分だけじゃないじゃんという感覚は思いました。誹謗中傷している人たちは10〜20代なのかな?って。経験値がないのかなと感じます。部外者。“言わせておけばいいんじゃないですか”という気持ちです」
強い気持ちで、幸せに水を差す言葉をはねのけた蒼井は2019年5月1日、双子の男の子を出産。それからは仕事をセーブし、子育てに励んだ。
「(子どもは)めっちゃかわいいです。最近言葉をしゃべれるようになってきたので普通に会話ができるので。この前、保育園で何かお絵描きしたやつを持って帰ってきて、『見て~。ママのハート』って言ってハートを描けるようになっていて、『おおすご~』とか言って『ママのハート』とか言って一生懸命こうやってて『ママ好き~』みたいな。『あぁかわいい!これこれ求めてたの、これ!』みたいな」
ーー(お子さん)2人とも性格は似ているんですか?
「全然違うんです。顔もNONさんと私に分かれて似ているんですよ。私とNONさんが他人なくらい、双子なのに全く違うんです。上の子は性格もNONさんにそっくり。ちょっと細かいところや几帳面なところがあるんですけど。次男の方が私の性格にそっくりで、もう本当に大雑把。『黒ひげ』のゲームで剣あるじゃないですか?長男は剣をちゃんときれいに並べるんです。私と次男はぐちゃってなっていて、そこから刺してくみたいな感じを見た時には、これ性格だなと思っていました」
ーーNONさんとの家事や育児の分担はどのようにされているのですか?
「育児に関しては私中心ですけど、家事はホントNONさんがしてくれます。お風呂洗い・洗濯・掃除・ゴミ出しとかも全部やってくれます。もちろんNONさんとケンカすることもありますし、もう別居だっていうくらいの大げんかもありました。でもここまで続いているということは、お互い歩み寄ったりしながらの夫婦なので、この状態が続けばいいなと思います」
(『ABEMA NEWS』より)
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