“福岡の喧嘩自慢”が、バン仲村に飛びかかり他の参加者を巻き込む大乱闘に発展。大会COOの溝口勇児氏も、「バンさんがあんなに取り乱すところをはじめて見ました」と唖然とする一幕があった。
2023年11月23日(木)さいたまスーパーアリーナ・コミュティアリーナで行われる『BreakingDown 10』オーディション動画の最新回が、11日に大会CEOである朝倉未来のYouTubeチャンネルで公開。オーディション参加者が、バン仲村に飛びかかる事態が発生。他の参加者を巻き込む大乱闘に発展した。
事件はライト級のオーディション中に起こった。現れるなり、「おいコラァ、バン仲村!」と、飛び蹴りをするスカジャンの若者“福岡の喧嘩自慢トニー”。すぐにスタッフに止められたものの、「忘れたとは言わせねえからな!」「男梅みてえな顔しやがって」と怒りが収まらない様子。突然のことに、バンもサングラスを外しポカンとした表情で見つめる。
同時に、別の参加者が、アウトサイダー出身の総合格闘家、樋口武大ともみ合いになっており、会場がそちらに気が取られている。その隙をついたバンは、トニーを後ろから「テメエ!さっき殴ったな」と奇襲。またも二人がもみ合いとなる。大会COOの溝口勇児氏も、「バンさんがあんなに取り乱すところをはじめて見ました」と唖然とするほどの出来事だ。
一度、席で落ち着くように促されたトニーは、ここまでバンを敵対視する理由を「喧嘩自慢最強決定戦の福岡チームに俺を入れなかったから」と語る。監督していたのはバンで、それを未だに根に持っているらしい。
それを聞いていたバンは「知らねぇよお前のことなんか」と反応。「なんだとコラ」とすぐさまトニーも突っかかり、“第3ラウンド”に突入。入ってきた際と同じように飛び蹴りを食らわせ、バンも怒鳴り返す。
すでに、「ごぼうの党」奥野卓志との対戦が決まっているバンだが、試合当日までに、トニーとの因縁の決着をつけるタイミングがあるかもしれない。そんな印象的な一幕だった。