【ブンデスリーガ】バイエルン4-2ハイデンハイム(日本時間11月11日/アリアンツ・アレーナ)
”絶対王者”の本気は止められない。バイエルンは追いつかれた直後、相手GKからのゴールキックを自陣で回収すると、右サイドから一気に攻め上がる。中央に折り返す時にはすでに5人の選手がボックス内にいる状態であり、一度はGKに弾かれるものの、すぐさま6人目が詰めてシュート。あっという間に勝ち越してみせた。
2-2で迎えた72分、バイエルンは相手のゴールキックを自陣で回収。[4-2-3-1]のツーボランチの一角として先発出場していたコンラート・ライマーにボールが渡ると、相手を背負いながらグングンとドリブルで右サイドを駆け上がって行き、それと同時にチームとしてもカウンターのスイッチを入れた。
その結果、中央に折り返す時にはボックス内に5人の選手が入っており、エリック・マキシム・シュポ=モティングのシュートは相手GKに弾かれたが、すぐさま6人目のラファエル・ゲレイロが詰めてゴールを記録。ポルトガル代表DFにとって移籍後初ゴールが貴重な勝ち越しゴールとなった。
この超絶カウンターを見たABEMA視聴者は「来たあぁぁぁぁ」「 ゲレーロそこにいるんかいw 」「無慈悲にやれ」「 運動会はじめ!」とバイエルンの凄まじい底力に興奮冷めやらぬ様子だった。
バイエルンはその後、シュポ=モティングのゴールでトドメを刺し、リーグ戦9勝目を挙げた。未だ11試合9勝2分と無敗も維持しており、その好調ぶりを存分に示している。今季も”絶対王者”に勝るクラブはドイツに表れないのだろうか。
(ABEMA/ブンデスリーガ)