【ブンデスリーガ】ボルシアMG4-0ヴォルフスブルク(日本時間11月11日/ボルシア・パルク)
あわや一触即発の事態となった。ヴォルフスブルクは最終ラインからFWウィンドに向かってフィードを送ったが、これがボルシアMGのDFエルヴェディとの追いかけっこのような形に。タッチラインを割った瞬間に両者は接触をすると、2人は睨み合い、乱闘寸前の雰囲気がスタジアムに流れた。
ヴォルフスブルクが0-3で追いかける展開で迎えた65分、DFセバスティアン・ボルナウは最終ラインから最前線のFWヨナス・ウィンドを目がけてフィードを送った。
それに対して、ボルシアMGのDFニコ・エルヴェディがタイトなマークでデンマーク代表FWを自由にさせなかった。しかし、ボールがサイドに流れると、両者はタッチライン際で接触。押し倒される形で吹っ飛ばされたウィンドはエルヴェディに激昂して、睨み合う事態に発展した。
この場面で印象的だったのがエルヴェディの対応だ。激怒していたウィンドに対して、29分にイエローカードをもらっていたスイス代表DFは冷静に対応しており、主審から2枚目のカードを受けないようにしていた。激しさの中にも冷静さを忘れない27歳DFの経験が見られた場面だった。
(ABEMA/ブンデスリーガ)