自民党の神田憲次財務副大臣による“税金滞納問題“について、神田氏と当選同期の元衆議院議員の宮崎謙介氏が自身の意見を語った。
 
【映像】「精査する」を繰り返す 神田副大臣
 
 自民党衆院議員の神田憲次財務副大臣が代表を務めている会社が、税金の滞納を繰り返し、過去4回にわたって差し押さえを受けていた問題が発覚。
 記者等から「週刊誌報道は本当なのですか?」「事実関係を教えてください」と問われると「これから精査する」と回答。
 さらに衆院内閣委員会でもこの問題について問われた神田氏は、「精査している」と繰り返した。野党から辞任を求める声もあがったが、それに対して「私が判断することにおいては控えたい」と答えた。
 
 この問題に対し、宮崎氏は「(神田氏と)実は同期なんですよ、またもや」と苦笑。「こういうスキャンダル的なものとは無縁そうな方。結構、実直でちゃんとしてそうな感じだった。私もこのニュース聞いた時に、そんなズボラなことあるのかと思うぐらいでびっくりした」と感想を述べた。続けて、「税理士の方なので、税理士からすると国税と戦うじゃないですか。自分の顧問先のところに国税が来て戦っている。その国税の管轄のナンバー2までなっているので、これはもう出世なんですよ。税理士会の中の相当上(の地位)まで来たので、そう簡単には辞めたくないんじゃないかと思う」と推察した。
 
 さらに「これは任命責任が相当問われる。大臣じゃない。副大臣という要は大臣に比べると軽いポジションではある。政権がひっくり返るとかそういうことではないが、ここまで騒がれちゃう、かつこれだけ面白いことになっちゃうと、これは危うい」と岸田内閣へのダメージについても言及した。
 
(『ABEMA的ニュースショー』より)