【WWE】SMACKDOWN(11月10日・日本時間11日/コロンバス)
前世界女子王者のトップレスラーが圧巻の身体能力で相手を逆さ吊り状態に。日本人女子レスラー相手に復讐の大技を決めた圧巻シーンに多くの反響が集まった。
注目の大技はWWEのレギュラー放送『SMACKDOWN』で生まれた。メインイベントで組まれた女子6人タッグ戦で、前WWE女子王者のビアンカ・ブレアーが電撃復帰直後のカイリ・セインと対峙。ビアンカはタッチ直後から猛然とカイリの背中を殴打し、頭部をホールドすると、そのまま持ち上げてスープレックスを敢行。足踏みをしながらカイリを逆さ吊り状態でやく5秒間キープしたのち、真っ逆さにリングへ落とした。
大技には伏線があった。日本時間5日の『Crown Jewel』で、ビアンカはイヨ・スカイとWWE女子王座を賭けて対戦。終盤に突如乱入したカイリに急襲され、王座奪取を逃していた。
6人タッグ戦はビアンカ&シャーロット・フレアー&アスカ組とカイリ&イヨ&ベイリーで争われたが、シャーロットとカイリが対峙した場面でビアンカが「私が始末する」と言わんばかりにタッチを要求。2人の直接対決が実現するやビアンカはいきなり強烈なタックルで一撃。直後に超滞空式のスープレックス(ブレーンバスター)が飛び出した。
実況が思わず「ビアンカ、ここは怒っている。復讐だ!」と表現した一撃にファンも「すげー力だ」「身体能力が」「軽々とw」「余裕だなw」と一斉に反応。因縁のカイリに一矢報いたビアンカだったが、同試合ではアスカが裏切り、日本人女子レスラー軍団に再び苦杯をなめさせられる結果に。トップ女子レスラーを巻き込んだ抗争のさらなる激化を感じさせるフィナーレとなった
(ABEMA/WWE『SMACKDOWN』)