【プレミアリーグ】チェルシー4-4マンチェスター・シティ(日本時間11月13日/スタンフォード・ブリッジ)
ハーランドがまたもや衝撃のゴールを決めた。GKが触ってコースが変わったクロスに対して、体を投げ出して、臀部のあたりに当てて強引に決めたのだ。これを受けて視聴者は「怪獣大決戦だな」と評している。
衝撃ゴールは後半開始早々の47分に生まれた。擬似カウンターの場面でハーランドがピッチ中央でボールを収めると、近くでサポートするユリアン・アルバレスを経由して右サイドの高い位置にいるフィル・フォーデンの元へボールが渡る。
イングランド人の若手FWが得意のドリブルを仕掛ける素振りを見せるものの結局スルーパスを選択した。ボックス内の深い位置で再びボールを受けたアルバレスはダイレクトで中にクロスで折り返すと、最終的にボックス中央にはカウンターの起点となったハーランドがきっちり詰めていた。
しかもノルウェー代表FWのゴールは押し込んだだけの簡単なゴールではなかった。アルバレスのグランダークロスは、チェルシーのGKロベルト・サンチェスが若干触っていたためコースは変わっていたのだ。しかしハーランドが身を投げ出して詰めていたこともあり、最終的にはボールは臀部付近に当たってチェルシーゴールに決まった。
この高速カウンターやパワフルな得点に対して視聴者からは「フィジカルバトル」「理不尽だろ」「怪獣大決戦だな」「ケツでシュートしてるだろ」などと様々な驚きの声が上がった。
4-4という撃ち合いの中で、ハーランドを含めて多くの選手がプレミアリーグの中でも屈指の躍動感を多く見せた。今回のチェルシー対マンチェスター・シティは、23/24シーズンを代表する、いやプレミアリーグ史を代表する名試合のうちの一つになったことは間違いないだろう。
(ABEMA/プレミアリーグ)