日本代表は11月16日のミャンマー代表戦で、FIFAワールドカップ2026アジア2次予選にいよいよ突入する。同試合で解説を務める元日本代表DFの坪井慶介氏が、この一戦に向けた「見たいスタメン」を選出。その理由を語った。
坪井氏が選んだイレブンは画像の通り。システムは4-3-3で、タレント豊富な両ウイングには三笘薫と久保建英を配置した理由については、「国内リーグと欧州カップ戦で調子の良い、久保建英選手と三笘薫選手を同時に見たいです。三笘選手が中央にドリブルやオフ・ザ・ボールの動きで絞ったときに、久保選手が外に動く流動的なプレーに期待したいです」と語った。
さらに交代カードに関しては、「ライン間や横にスペースができてきた時に、伊東純也選手の縦の突破からエリア内にクロスボールを供給してほしい。それに対して合わせるのが巧みな上田綺世選手を見たいと思います」とコメントした。
そして、今回のミャンマー戦に関して坪井氏は次のように展望した。
「全体のラインを引いた相手を崩すというのは非常に難しいですし、国の威信をかけた試合で相手チームのモチベーションの高さもプラスされるので、厳しい戦いになるのではないかと思っています。私自身もワールドカップ2006に向けたアジア2次予選のシンガポール戦で同点に追いつかれた後、ラインを引いて守りを固められたなか攻めあぐねましたが、試合終盤の82分にようやく逆転できた経験をしました。ぜひ今の日本代表も引いた相手の牙城を崩してもらいたいと思います。海外リーグで熾烈な戦いを繰り広げ、様々な試合展開を経験した選手が多いので期待したいです」
はたして、森保一監督はミャンマー戦でどんなスタメンを選び、どんな試合になるのか。要注目だ。
(ABEMA/日本代表)