アニメ『葬送のフリーレン』クラフトとは？再登場する？声優は子安武人さん！

　『葬送のフリーレン（そうそうのフリーレン）』は、2023年9月から放送されたTVアニメ。原作は山田鐘人（やまだ かねひと）氏とアベツカサ氏による同名マンガで、2020年から「週刊少年サンデー」で連載中です。

▶ユーベルと出会っていたモンク 18話
▶クラフトにそっくりな英雄の石像 16話
▶半裸でスクワットするエルフ登場 11話

　魔王が討伐された後の世界が舞台で、魔王を倒した勇者一行の魔法使い・フリーレンの新たな冒険を描いたファンタジーです。フリーレンは死んでしまったかつての仲間と話をするため、「魂の眠る地（オレオール）」を目指します。

　この記事では武道僧（モンク）のクラフトをピックアップし、クラフトのプロフィールや声優情報などをまとめています。 

アニメ『葬送のフリーレン』作品概要・あらすじ

　魔法使いのフリーレンは、勇者ヒンメル達と10年に及ぶ冒険の末に魔王を打ち倒して、世界に平和をもたらします。フリーレンは人間よりも長生きするエルフで、10年の冒険も短い時間だと感じていました。

　魔王討伐から50年後に勇者一行が再会すると、勇者ヒンメルは老いていましたが、長寿のフリーレンは50年前と変わらない容姿でした。その後ヒンメルが亡くなったことで、これまで人を知ろうとしてこなかったフリーレンは人を知るための旅に出発します。

　アニメーション制作は『宇宙よりも遠い場所』を手掛けたマッドハウス。第1クールオープニング主題歌は2人組音楽ユニットのYOASOBI（ヨアソビ）の「勇者」、エンディング主題歌は2クール連続でシンガーソングライターのmilet（ミレイ）さんの「Anytime Anywhere」です。

アニメ『葬送のフリーレン』武道僧のクラフトの基本情報

　クラフトは、勇者ヒンメルの死から28年後に北側諸国デッケ地方でフリーレン達と出会ったエルフです。初登場はアニメ第11話（原作コミックスでは3巻第24話）。

　自らを「武道僧のクラフト」と名乗っていて、女神様を信仰しています。エルフとして長い年月を生きてきたため、クラフトが成し遂げてきた偉業を知っている人は皆死んでしまいました。そのため、クラフトは自分が死んだ際には天国で女神様に誉めて貰うと言っています

　クラフトは旅の途中で吹雪によって火種を失ってしまい、避難小屋で体を温めるために上半身裸でスクワットをしていたところ、その姿を小屋を訪れたフェルンに見られて変態扱いされてしまいました。

　フリーレンと会った際に同族（エルフ）と会うのは300年ぶりだと話し、エルフはもう絶滅したと考えていたようです。北側諸国の冬は長いとされていて、最終的に避難小屋でフリーレン達と半年間一緒に生活して冬を越しました。

　魔物の動きが活発な北側諸国を1人だけで旅しているなど、謎が多い人物です。

年齢は何歳？

　クラフトの年齢は明かされていませんが、アニメ第16話にて、遥か昔に世界を救った英雄だったことが分かりました。

　約1000年前の大魔法使いフランメが生きてた時代には魔王がいて、フリーレンの村が襲われるなど魔族の脅威にさらされていました。クラフトが何年前に世界を救ったのかは不明ですが、フリーレンはクラフトのことを知らなかったため、フリーレンが生まれるよりも前に世界を救った可能性があり、1000年以上生きているのかもしれません。

クラフトの声優・子安武人さんとは？ 

　アニメ『葬送のフリーレン』でクラフトの声を演じているのは、子安武人（こやす たけひと）さん。子安さんは、1967年5月5日生まれ神奈川県出身の声優です。色気を纏った声が特徴で、主人公から悪役や脇役まで様々なキャラクターを演じてきました。声優の功績を称える「第15回声優アワード（2020年度）」では助演男優賞を受賞しています。

　1998年には、子安さん自らが代表取締役を務める声優事務所・有限会社ティーズファクトリーを設立。2019年には息子の子安光樹（こやす こうき）さんが声優デビューし、ラジオ番組「武人・光樹のKOYASU RADIO」で親子共演しています。

　これまでに子安さんが演じてきたキャラクターとしては、『新機動戦記ガンダムW』のゼクス・マーキス役、『ジョジョの奇妙な冒険』のディオ（DIO）役、『進撃の巨人』のジーク役などがあります。

アニメ『葬送のフリーレン』クラフトは再登場する？

　第11話で登場したクラフトですが、その後第18話でも再登場しています。また、登場はしませんが第16話ではクラフトの過去が判明しました。また最終話の第28話では、アニオリ（アニメオリジナル要素）として、エンディング内でクラフトの姿が1カット描かれています。

クラフトの正体はかつて世界を救った英雄！

　アニメ第16話にて、クラフトは大昔の英雄だったことが判明しました。勇者ヒンメルが魔王を倒すよりもかなり前の時代の英雄だったようです。北側諸国ローア街道近くの峡谷にクラフトの石像がありました が、集落に住む村人もクラフトの名前を知らず「忘れられた英雄」だと話していました。

　昔のクラフトは武道僧ではなく戦士だったよう で、クラフトの石像と背中合わせになるように僧侶の石像があり、戦士と僧侶のパーティーだったと思われます。

　クラフトの石像を見たザインの親友は、クラフトの石像が自分に似ていたことと、自分は忘れられない英雄になることを決意して、戦士ゴリラというインパクトのある名前を名乗るようになりました。

▶クラフトにそっくりな英雄の石像 16話
▶アニオリで描かれたクラフトの姿 最終話

クラフトの強さは？

　クラフトがフリーレン達と出会った北側諸国は、魔物の動きが活発だと言われています。そんな北側諸国を1人で旅していたクラフトは、相当な強さなのではないでしょうか。

　シュタルクはクラフトの体つきを見ただけで「あんたとんでもなく強いだろう」と発言しました。クラフトは長い寿命を持つエルフなので、修行によって人間の寿命では到達できないレベルの強さになっている可能性があります。

　アニメ第16話では、クラフトが遥か昔に世界を救った英雄だったことが判明します。フリーレン達と会った際には武器を持っている様子はありませんでしたが、村人が管理していたクラフトの石像では剣を持っていたので、昔は剣を使う戦い方をしていたと推測されます 。

　クラフトが再登場したアニメ第18話（コミックス第18話）では、盗賊との戦闘シーンがあります。剣を持った相手に対して、クラフトは武器を使わずに盗賊を倒しました。 

▶ユーベルと出会っていたモンク 18話

アニメ『葬送のフリーレン』クラフトのまとめ

　武道僧のクラフトは、勇者ヒンメルの死から28年後に北側諸国デッケ地方でフリーレン達と出会ったエルフです。エルフは数が減ってきているようで、クラフトはフリーレンと出会った際に同族と会うのは300年ぶりだと伝えています。

　クラフトの声を演じているのは、声優の子安武人さんです。代表作に『新機動戦記ガンダムW』ゼクス・マーキス役、『ジョジョの奇妙な冒険』ディオ（DIO）役などがあります。

（C）山田鐘人・アベツカサ／小学館／「葬送のフリーレン」製作委員会

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アニメ『葬送のフリーレン』放送回一覧（動画リンクつき）

話数	サブタイトル（タップで動画へ）	見どころ
1	冒険の終わり	フリーレンの涙
2	別に魔法じゃなくたって…	約束の花
3	人を殺す魔法	スカート捲ったクソガキ
4	魂の眠る地	かけがえのない「たった10年」
5	死者の幻影	「撃て」
6	村の英雄	ド迫力のシュタルクvs竜！
7	おとぎ話のようなもの	ヒンメルが銅像を残す理由
8	葬送のフリーレン	「葬送のフリーレン」の由来
9	断頭台のアウラ	「ヒンメルはもういないじゃない」
10	強い魔法使い	「自害しろ」のリップシンク
11	北側諸国の冬	漫画作者描き下ろしの女神
12	本物の勇者	シュタルクの兄との思い出
13	同族嫌悪	魅惑（？）の投げキッス
14	若者の特権	むねキュン過ぎる指輪渡し
15	厄介事の匂い	長尺で描かれたダンス
16	長寿友達	最愛の人を喪った長寿種
17	じゃあ元気で	「もう付き合っちゃえよ!!!」
18	一級魔法使い選抜試験	空が半分しか見えない大きさ
19	入念な計画	奇襲を完璧に防ぐフェルン
20	必要な殺し	必要なおんぶ
21	魔法の世界	「殴り合いじゃぁぁぁぁッ!!!!」
22	次からは敵同士	めんどさ全開なフェルン
23	迷宮攻略	また箱から尻出してる
24	完璧な複製体	やきもちフェルンのハグ
25	致命的な隙	モジモジフリーレン
26	魔法の高み	金のミミックからも尻出し
27	人間の時代	少年ヒンメルの出会い
28	また会ったときに恥ずかしいからね	孫弟子と同じ嫌顔

 ・無料でみられる「葬送のフリーレン」エピソード・見逃し配信一覧

■『葬送のフリーレン』まとめ・最新情報一覧

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「葬送のフリーレン」原作漫画

・アニメ「葬送のフリーレン」公式サイト