杉本彩が『徹子の部屋』に出演。東日本大震災で被災した猫を保護したところ、2年後に元の飼い主が見つかった奇跡のエピソードを明かした。
11月15日(水)、黒柳徹子の『徹子の部屋』(テレビ朝日系列)が放送。杉本彩が出演した。動物愛護活動をスタートして約30年という杉本。2011年の東日本大震災では現地に救援物資を持って行ったり、施設に入れない動物たちの保護をしたりとボランティア活動を行ったという。
そんな時、見ず知らずのボランティアから「施設が満杯で6頭の猫を保護しているけど受け入れ先がなくて困っている。助けて欲しい」と言われたそう。杉本はその6頭を全部引き受け、東京に連れてきて里親を探したり、自分自身が里親になったりと保護活動を行った。
杉本は「その中の1頭が『月子』という三毛猫なんですけど、震災から保護して約2年後、たまたまテレビ番組内のリビングを自分で撮影したら、放送に乗ったんです」と説明。すると突然、杉本に「あの子は間違いなくうちの子です」という手紙が届いた。
杉本は「手紙には(月子の)性格が全部書いてあって、まさにそのものだった」と感じ、本物の飼い主と確信したそう。月子の本当の飼い主は高齢で、手紙をもらった時は息子の家に身を寄せていた。「自分の力では動物を飼うことができないのでお願いします」と託され、杉本は月子の面倒を見ることに。「8月7日にその子を看取りました。17歳、穏やかな最期を迎えることができて、自分の役割を全うできたなとホッとしました」と打ち明けた。
元の飼い主は高齢で東京に来ることが叶わなかったが、飼い主の息子とは約10年間交流が続いているそう。「いろいろお送りくださったり。(こちらも)写真を送って『元気にしてますよ』と連絡をして」と月子の結んだ縁を語った。