【WWE】SMACKDOWN(11月17日・日本時間18日/エバンスビル)
11月25日(日本時間26日)のプレミアム・ライブイベント(PLE)大会『サバイバーシリーズ』に向けてシャーロット・フレアーとベッキー・リンチが電撃和解。“悪女軍団”ダメージCTRL(コントロール)とシャーロット&ベッキー擁する正規女王軍による特殊金網戦が決定した。
前回『SMACKDOWN』ではカイリ・セインが加入したダメージCTRLとシャーロット&ビアンカ・ブレア―&アスカが6人タッグマッチで対戦し、アスカがビアンカを裏切りダメージCTRLに寝返る事件が発生した。
ベイリーをリーダーとし、WWE女子王者のイヨ・スカイ、アスカ、カイリの日本人スーパースター、そしてダコタ・カイと勢力を拡大するダメージCTRL。オープニングでリングに登場すると、ダコタがダメージCTRLからイヨ&カイリ&アスカを選抜し、シャーロット&ビアンカ&ショッツィにもう1名を加える形でのウォー・ゲームズ戦(WWE独自の金網戦)を提案した。ここでショッツィが乱入し、続けてブレアーとシャーロットもリングになだれ込んでダメージCTRLのメンバーを襲撃。しかし多勢に無勢でダメージCTRLが3人を蹴散らして、リングを占拠して勝ち誇った。
バックステージでニック・オールディスGMから、本日中に残り1名を見つけるように命じられたシャーロットら3人。まずはビアンカがミチンに声をかけるも、ダメージCTRLがミチンを襲撃。続いてビアンカがゼリーナ・ベガに協力を求めると、今度はダメージCTRLがゼリーナを襲い、シャーロットたちの追加メンバー候補を次々と戦闘不能に追いやってしまう。
もはや万策尽き果てたかに思えたが、ビアンカがシャーロットに「“あの人”に連絡してもらえる?」と声をかけ、シャーロットも「分かった」とスマホを握りしめて“あの人”に電話をかけにいく。
メインイベント終了後にシャーロット&ビアンカ&ショッツィがリングに上がる。最後のメンバーが足りないままだが、シャーロットは「ダメージCTRL、あんたたちとのウォー・ゲームス戦を受けて立つわ」と宣言。「人を裏切ることについては色々と経験があるし、好きと嫌いは表裏一体。戦争をするときに味方にいて欲しいのは一人だけ」と“あの人”について語った。
するとマイクを遮るように余裕しゃくしゃくのダメージCTRLが姿を見せ、ベイリーが「あんたちの仲間になる選手はみんな潰してやったわ。ハッタリかましてんじゃねえよ!」となじり「もうウォー・ゲームズまで待たずに、お前らは今日で終わり。今日このまま生きて帰さないからな!」とエプロンに上がって挑発する。
ついに最強助っ人登場!ミステリオ離脱でLWOも完全決別
ここでシャーロットが共闘を呼びかけた“あの人”が現れる。元WWE女子王者&女子世界王者のベッキー・リンチだ。シャーロットとはかつてのタッグパートナーでありながら、激しく衝突を繰り返した間柄。シャーロットが自らのピンチに犬猿の仲だったベッキーに助けを求め、ベッキーがそれに応える“漢気”を見せたのだ。
ベッキーが加わったシャーロット&ビアンカ&ショッツィはダメージCTRLと激突。シャーロットが場外のダメージCTRL 5人に向けてムーンサルトを発射するなど、両軍入り乱れての大乱闘が続いた。シャーロットとベッキーが手を組み、ウォー・ゲームズ戦の大一番まで1週間、両軍の抗争は激化していく。
また、前回PLE大会『CROWN JEWEL』でのレイ・ミステリオとローガン・ポールのUSヘビー級王座戦をきっかけに、ミステリオ率いるLWOのカリートとサントス・エスコバーが対立。LWOに亀裂が入ると、先週の『SMACKDOWN』では、カリート側についたミステリオをエスコバーが襲い、ミステリオは右膝を負傷&長期欠場を余儀なくされる。
この日もエスコバーとLWOのメンバーが激しい舌戦を繰り返し、『サバイバーシリーズ』でのカリートVSエスコバーが決定。ユニットの内紛から生まれた遺恨マッチはどんな結末を迎えるか?
(ABEMA/WWE『SMACKDOWN』)