“ドンピシャ”すぎる右ハイ! ノーガードの顔面を打ち抜く衝撃ダウンがすごい
【映像】“ドンピシャ”の右ハイで衝撃ダウン
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 打ち際に狙いすました戦慄の右ハイ。ノーガードの顔面をドンピシャでとらえると相手は腰砕けの衝撃ダウン。技ありのダウン奪取に「お見事」「狙いすました」と称賛の声が相次いだ。

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 11月18日に後楽園ホールで開催された「RISE173」。政所仁(魁塾)と長谷川海翔(誠剛館)によるRISE NEW WARRIORS スーパーフライ級トーナメント決勝は、政所が3ラウンド判定3-0で勝利。トーナメントを制覇した政所が、現王者・大﨑一貴への挑戦権を獲得した。

“ドンピシャ”すぎる右ハイ! ノーガードの顔面を打ち抜く衝撃ダウンがすごい
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 「なぜ俺がトーナメントに?」と不満を漏らしていたランキング1位の政所だが、準決勝で"怪物"こと花岡竜から1ラウンド2ノックダウンを奪い勝ち上がり。一方、第4代DEEP KICK-53kg王者で高校生ファイターの長谷川は準決勝でHIROYUKIに飛び膝蹴りでKO勝ち。こちらも文句なしのファイナリストだ。

 1ラウンド緊張感のある立ち上がり。サウスポーの長谷川がローで触りながら距離をとり、鋭いミドルを連続で放つ。対する政所も右ミドル、ボディショット。長谷川が距離を制する場面が目立つが、政所も左のパンチを当てるなど一歩も譲らない。

 2ラウンドも序盤から長谷川が積極性を見せるが、引きながらも政所は左ローを見せてから左ハイと絶妙なコンビネーション。さらに右ハイと近い距離で蹴りが当たり始める。長谷川も得意のボディへの膝などを見せるが、近距離で政所のボディや膝、左フックが当たる。

 最終3ラウンド、長谷川の攻撃に対しきっちりブロックしながら政所がパンチをまとめるシーンが目立つ。長谷川も左ストレートを当てるが、打ち際に一瞬開いた"間"を政所は見逃さず、ノーガードの顔面に右ハイを振り抜き技ありのダウンを先取。ファンも思わず「お見事」「狙いすましたハイ」「近距離過ぎて見えなかったな…」と思わず唸る一撃だ。

 腰から砕けた長谷川は痛恨のミスに顔を歪ませるが、すぐに立ち上がり試合に復帰。必死にリカバリーの反撃を試みるが、政所は流すことなく打ち合いながら試合をコントロールしラウンドを終える。

 判定結果は最終ラウンドのダウンが決め手となりジャッジ3人全てが政所を支持。力で大﨑一貴への挑戦権をもぎ取り「トーナメントはムカつきましたけど、RISEは大好きです」と最後は大人のコメント。一方、プロで初の敗北を喫した長谷川にもファンからは「気が強くていい選手」「負けが糧になると思う」「今後が楽しみ」と今後への期待の声が相次いだ。

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