19日、YA-MANが主催する全試合オープンフィンガーグローブ(OFG)着用の立ち技格闘技イベント「FIGHT CLUB」が都内某所で開催。メインイベントでYA-MAN(TARGET SHIBUYA)に1R 1分17秒でKO負けした朝倉未来(JAPAN TOP TEAM)が、自身のInstagramで引退を示唆した。
【画像】朝倉未来が衝撃KO負け!「倒れ方えげつなかった」実況絶句の瞬間
KO負けから数時間後、朝倉未来は自身のInstagramを更新。「全く記憶がなくて、自分が何者かもわからない状態で朝倉未来を調べて客観的に見てみて これはもう引退ですね 何でこんな自分に沢山のファンがいるかもわからない状態ですが、長い間本当に格闘技にはお世話になりました ありがとうございました 今の気持ちです」(原文ママ) と、現在の心境を吐露。『RIZIN』のトップファイターとして日本を盛り上げてきた格闘家だけに、反響は直ちにSNS上を駆け巡った。
K-1の創立者として知られる石井和義氏は、「カウンターでアゴに強くのもらった、記憶が無くなるのは当たり前。ダウン後の未来君は記憶ないまま戦ってた、最初で試合をストップして欲しかった。残念でならない。テンプルだと意識あるが立てない。ゆっくり休んで決めたら良い、未来君、まだまだ、完全燃焼してないでしょう?! 引退早すぎる、稽古に専念して自分のMMAでリベンジだと思う。 #朝倉未来 #引退するな」(原文ママ)と、早すぎる“引退宣言”に惜しむ声を投稿。
その前の投稿で石井氏は「未来君は最低半年以上、できれば10〜12か月ぐらいは休んでください。まだまだ強くなれると思うし、強くなってほしい。無理しないようにね」と、朝倉に休養すすめていた矢先のInstagram更新だった。以前、自身のYouTubeチャンネルで、斎藤裕に勝利した後に“無気力状態”になっていたと告白したこともある朝倉だけに、心配する声は格闘界からも続々と挙がる。第4代DEEPフェザー級王者で現在はプロゲーマーの「ジョビン」も、「地位も、名誉も、金も、何もかもを手に入れたのに、それでもリスクを負ってリングに上がる朝倉未来が死ぬ程カッコ良いと思う。格闘技が純粋に好きなんやと思う。一回ゆっくり休んだらまた格闘技がやりたくなるはず。本人が決める事やけど、俺はまだ続きが見たい。朝倉未来はまだ終わってない」 とエールを送る。
23日(木)には、自身がCEOを務める『Breaking Down』も開催される。朝倉がこの件について心境を語る機会はあるのか。行方に注目したい。