屈辱的な大敗だった。しかし、リベンジの機会はまだあると、現地メディアは報じている。
IAIスタジアム日本平で開催された11月18日の国際強化試合で、アルゼンチンU-22代表はU-22日本代表に2-5の大敗。18分に佐藤恵允に豪快なミドルシュートを突き刺されると、22分にパブロ・ソラーリ、50分にティアゴ・アルマダがゴールを挙げて勝ち越したが、66分と75分に鈴木唯人、81分に松村優太、そして88分に福田師王に得点を奪われて逆転負けを喫した。
大岩剛監督が率いるU-22日本代表にプライドを傷つけられたアルゼンチン国民は、とりわけチームを預かるハビエル・マスチェラーノ監督に「首にしろ」、「辞任してほしい」、「選手たちのタレントを台無しにしている」、「ミスだらけ」と痛烈な批判を展開している。
一方で、現地メディアはリベンジを期待しているようだ。現地時間11月19日、大手スポーツ紙の『オレ』がU-22アルゼンチン代表のレポートを掲載。「厳しい敗北。パリ五輪予選(来年1〜2月)に向けて準備しているチームは大きな打撃を受けた」と前日の試合を総括すると、次のように続けた。
「しかし、再戦がある。11月21日に同じくIAIスタジアム日本平で、今度は非公開の試合がある。マスチェラーノ監督にとっては、五輪予選に向けた最後のテスト機会だ。彼らはここで日本にリベンジするだろう」
11月21日の再戦は非公開のトレーニングマッチとなるが、U-22アルゼンチン代表にとってはプライドを賭けたリベンジマッチになりそうだ。