【WWE】SMACKDOWN(11月17日・日本時間18日/エバンスビル)
米国のリングでラテン系トップレスラーが入場時に観客とのハイタッチを拒否。手を伸ばすも素通りされた少年が天を仰ぐリアクションを見せ、直後の“完全決別”を示唆するひと幕があった。
WWEのレギュラー放送『SMACKDOWN』でラテン系ユニット『LWO』の一員、サントス・エスコバーが登場。入場時にリングへ向かう途中、子どもの観客が手を伸ばした際に、一瞬止まって視線を送るも、そのまま素通りするヒールレスラーならではの絶妙なファンサービスをするシーンに反響が集まった。
『LWO』は、殿堂入りレスラーで前US王者のレイ・ミステリオ率いるユニット。しかし直近はメンバー間で仲違いがあり、前週の『SMACKDOWN』エスコバーがミステリオを襲撃し、数か月間戦線離脱することに。放送では元WWEスーパースターのフナキ氏が「襲撃された膝を手術しなければならなくなった」と言及する場面もあった。
この経緯からエスコバーがリングインすると観客は大ブーイング。『LWO』脱退は確実な状況だったが、ミステリオに対して「手術が失敗することを願ってるぜ」「一生戻ってくんな」と改めて完全決別を宣言。バックステージで見守る『LWO』のゼリーナ・ベガが見かねてリングへ向かい強烈な張り手を見舞い、遅れて駆けつけ「俺たちはずっと家族だったじゃねえか」と言うクルス・デル・トロとホアキン・ワイルドに対しても「さっさと失せろ」と言い放った。
入場時の出来事にファンからは「少年ガッカリ」「悪そうなイメチェン」「ヒールターン」「握手しないw」と多くのコメントが寄せられたが、それを裏付ける衝撃のヒールターンシーンとなってしまった。
(ABEMA/WWE『SMACKDOWN』)