23日、朝倉未来がCEOを務める、1分間最強を決める格闘技大会「BreakingDown10」がさいたまスーパーアリーナ/コミュニティアリーナで開催。第7試合でSATORUとサップ西成が対戦し、SATORUが5-0で判定勝ちを収めた。
オーディションから話題を呼んだ注目カードの一つ。関西の地下格闘技レジェンド”サップ西成が「やらへんか?」とSATORUに呼びかけると、SATORUは「帽子とってみろよ、それってもう髪の毛生えてこねぇのか?」と挑発。SATORUの態度にキレた大阪軍団が襲いかかり、オーディション最大級とも言える大乱闘へと発展。SATORUは口から出血するなど負傷したが、最終的には両者の試合が決定していた。
ゴングが鳴ると同時に膝蹴りで飛び込むサップ西成。それをかわしたSATORUはラッシュをかけながら「来いよ!」と叫ぶ。だが決定打は出ず、一方のサップが経験値の差で的確にSATORUの顔面にパンチを当てていく。SATORUが少しよろめいたところで試合終了。
判定に移り、ジャッジはドローの結果に。1分間の延長に入り、優勢だったのはSATORU。サップはパンチの影響で両目が腫れており、本戦のようにうまくパンチが当てられない。再判定の結果、5-0でSATORUに軍配が上がった。
マイクを持ったSATORUは「これがSATORUハリケーンだよ。サップに金をかけてた奴ら、ざまあみろ」とドスの利いた声で会場を包む。「今日嬉しいことがあって、友だちが三年ぶりに出所してきた。実のお姉ちゃんも会場に来ていて5年ぶりに会えた。いろんな人に支えられてここまで来れた。みんなありがとう!愛してるよ、またな」と、意外にも?好青年の一面を見せてリングを後にした。