23日、朝倉未来がCEOを務める、1分間最強を決める格闘技大会「BreakingDown10」がさいたまスーパーアリーナ/コミュニティアリーナで開催。第13試合でダイスケと“キング・オブ・アウトサイダー”啓之輔が対戦し、啓之輔が5-0のストレート判定勝ちをおさめた。
「負けたら引退」という条件を突きつけられていた、啓之輔ら元『THE OUTSIDER』陣。その前の試合では、“濱の狂犬”黒石高大が破れており、啓之輔にもその可能性が残されていた。対戦相手は、喧嘩自慢チーム大阪のダイスケ。オーディションではダイスケから突然ビンタされたこともあり、「ビンタの借りは明日、しっかり返します。負けて引退なんかしないから、しっかり勝って卒業しますよ」と意欲を口にしていた。
この試合は1分3ラウンドで実施。ゴングが鳴り、一定の距離を取りつつ、コンスタントに蹴り、パンチを見舞うダイスケに、得意の膝の一撃を狙おうとする啓之輔。それまでのアグレッシブな展開に比べ、緊張感のある時間が流れる。
そしてあっという間の3Rに突入。後半30秒になり、カウンターで啓之輔の膝が入る。前に出られなくなったダイスケに対し、うっすら笑みを浮かべながら蹴り、膝のコンビネーションで追い詰めていく。最後のラッシュが決め手となり、啓之輔のストレート勝ちというジャッジに直結した。
勝利マイクを持った啓之輔は「次は誰と引退懸けてやればいいですかね。朝倉CEO……はいないか。YA-MANがいいかな。『THE OUTSIDER』最高!」と、「負けたら引退」の扱いに不満を漏らすと同時に、先日衝撃のKOで朝倉未来を破ったYA-MANに宣戦布告していた。