岡山市が役所で働く職員を対象に、新たな休暇の制度「孫休暇」を新設すると発表した。
【映像】「通算6カ月取得可能」孫休暇の内容
「孫休暇」とは、孫の出産や育児のために祖父母が取れる休暇だ。政令指定市で導入されるのは初めてのことで、出生前後の妊産婦をサポートすることに3日間の有給が取れるほか、遠方で暮らす孫の育児にも休暇が取得できるなど、孫が3歳になるまで通算6カ月取得できるという。
特に沖縄県では若い祖父母が多く、この制度を必要とする方が多いという。沖縄在住で孫が4人いるという仲里美花さん(48歳)に、この新たな休暇制度について話を聞いた。
介護の仕事をする仲里さんは、「そういう制度があって休めるなら、どんどん使う。孫の運動会にたまにしか行けてない。制度があったらお休みを頂いて行けたりもする」と語った。
仲里さんは19歳で結婚し、子供は7人。末っ子はまだ小学校6年生の12歳で、一番上の孫の年齢は9歳と、末っ子とほとんど変わらない。さらに、仲里さんの知り合いには、34歳で初孫が生まれた人もいるとのこと。
この話題について元衆議院議員の宮崎謙介氏は、「(孫休暇は)画期的だ。おじいちゃん、おばあちゃんの存在はめちゃくちゃ助かる。子育てをしてみて、何度救われたかわからない」とコメント。また、孫休暇の内容についても「ちょうどいい期間設定」と評価した。
(『ABEMA的ニュースショー』より)