日向坂46の齊藤京子が不貞の進化系「パラサイト不倫」に身を投じる、テレビ朝日系連続ドラマ『泥濘の食卓』（土曜11:30）。第6話では恋愛モンスター女子高生に身も心も追い詰められた孤立男子高生が、自殺を決意してしまう。しかしそこにパラサイト不倫女からの着信が…。
【映像】下着姿でまたがられ、猥褻写真を撮影…カラオケでの脅迫シーン
ドラマの原作は、2016年に『悪い夢だといいのにな』で第75回ちばてつや賞大賞に輝いた新進気鋭の漫画家・伊奈子による同名コミック。「パラサイト不倫」といういまだかつてないジャンルを誕生させた衝撃作だ。アルバイト先のスーパーの店長と不倫している深愛が、店長家族の中に入り込み、妻や息子の心にパラサイト。店長一家を泥濘へと引きずり込んでいく。
深愛（齊藤）との関係性に嫉妬した狂的幼馴染のちふゆ（原菜乃華）から、カッターナイフ襲撃を受けたハルキ（桜井海音）は、深愛を守るためにちふゆを突き飛ばす。その勢いでちふゆはダイナミックに階段を転げ落ち、骨折などの大怪我を負ってしまう。するとその負傷を好機と取ったちふゆはハルキの自宅を訪問する。
「た、頼む！か、帰ってくれ！」と頭を抱えて閉じこもるハルキに対して、ちふゆはドア越しに「ハルキ～。紅茶のケーキ美味しいよお。早く食べよっ」と嬉しそうに挨拶。しかしハルキが居留守を使うと「…腕痛い。…早く開けて」とドスを効かせながら、ハルキの罪悪感に訴えてドアを開けさせるのだった。
しぶしぶ部屋に招き入れたハルキに対して「私に怪我をさせたことは秘密にしといてあげる。だから毎日学校に来て」「私に怪我させたってパパが知ったらさぁ、流石に訴えるんじゃない？あ、ショックでおばさんの病気も悪化しちゃうかもね！」と笑いながら脅すちふゆ。ぐうの音も出ないハルキは、「ばらされたくなかったら…あ～ん」と言いながら口に紅茶ケーキを突っ込んでくるちふゆの命令に従うしかなかった。
弱みを握られ、ちふゆの奴隷と化したハルキは言われた通りに登校。一方のちふゆは、毎日嬉しそうにハルキのために手作り弁当を作り、食べさせる。しかし過去にちふゆの大量毛髪入りチョコ事件もあったことから、ハルキは授業中に思わず嘔吐してしまう。さらにハルキはカラオケボックスに連れていかれ、ちふゆとの2ショット卑猥写真まで撮影されてしまう。絶望するハルキにちふゆはそのきわどい写真を見せつけて「浮気したらこれSNSにのっけるからね」と脅し「ハルキはずっと私と一緒にいるんだからね！！」と宣言するのだった。
「これからずっとこれが続くのか…」。追い詰められたハルキは、「誰も助けてくれない。もう死ぬしかない」と自殺を決意して歩道橋にたどり着き、欄干に手をかける。すると携帯に深愛からの着信が。驚いて電話に出てみると、深愛からこう言われる。「今、うちにお母さんいないんだ。だから…来ない？」と。
深愛はハルキの父と不倫しており、ハルキもそれを知っている。そして深愛はハルキに不倫がバレていることを知り、かつハルキが自分に好意を寄せていることを自覚している。そんな状況下にあっての意味深テレフォン。なぜ深愛は毒母不在の自宅にハルキを誘ったのか？先が読めな過ぎて怖い。
