「うっかり振り向きそうに…(笑)」会長職退任から約半年、佐藤康光九段が朗らか笑顔でトーク ファンは労い「素晴らしいお仕事」「会長最高でした」
【映像】サバンナ高橋とのトークショーで笑顔の佐藤九段

 将棋の立川立飛杯達人戦は11月24日、東京都立川市の「立川ステージガーデン」で準々決勝4局が行われている。前日の23日には同会場で前夜祭が開かれ、出場棋士がトークショーを行った。シード棋士の佐藤康光九段(53)は今年6月に日本将棋連盟会長職を退任。「“会長”って呼ばれても、うっかり振り向かないように気を付けています」と語り、笑いを誘っていた。

【映像】サバンナ高橋とのトークショーで笑顔の佐藤九段

 佐藤九段は2017年2月から今年6月まで日本将棋連盟の会長職を務め、羽生善治九段(53)へとそのバトンを渡した。任期中には、立川立飛杯達人戦をはじめとする新棋戦の立ち上げや、東西の新将棋会館建設事業などのかじ取りを担ってきた。

 対局前日に行われた前夜祭では、サバンナ・高橋茂雄とのトークショーを開催。「未だに“会長”って呼んでしまいそうになります」という高橋に、「今日は羽生さんもいらっしゃるのでダメです(笑)」と答えて笑い声を上げていた。佐藤九段は「退任して2、3カ月くらいは棋士や関係者から間違って『会長!』と呼ばれることもありましたが、さすがに半年経ちましたのでもう呼ばれることもなくなりましたね」という。しかし、条件反射のように思わず反応してしまうことも。「私はその間、“会長”って呼ばれてうっかり振り向かないようにずっと過ごしていました」と続けた。

 佐藤九段の自虐トークに、サバンナ高橋も大笑い。来場者に向けて「羽生先生と康光先生が一緒にいるときに、“会長!”って言うのやめてくださいね!どっちが振り向くかわかりませんので」と呼び掛ける場面もあった。ABEMAの視聴者は、佐藤九段の会長時代の数々の実績に「素晴らしいお仕事」「会長最高でした」と感謝。「トークも最高」「うっかりかわいいw」と多くの反響が寄せられていた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

【映像】サバンナ高橋とのトークショーで笑顔の佐藤九段
【映像】サバンナ高橋とのトークショーで笑顔の佐藤九段
【中継】第1回達人戦立川立飛杯 準々決勝
【中継】第1回達人戦立川立飛杯 準々決勝
予選突破組・丸山忠久九段が4強入り 準々決勝で谷川浩司十七世名人に勝利