“レジェンド”羽生善治九段が「初代達人」へ一歩前進 平成の好敵手・深浦康市九段を破り準決勝進出/将棋・達人戦 将棋羽生善治 2023/11/24 23:04 拡大する 将棋の立川立飛杯達人戦準々決勝が11月24日に行われ、羽生善治九段(53)が深浦康市九段(51)に99手で勝利し準決勝進出を決めた。【映像】羽生九段が準決勝進出を決めた一局 平成を代表する好カードの対戦は、羽生九段が制した。両者にとって公式戦82局目の対戦は、後手の深浦九段は得意の雁木に組むと、羽生九段は矢倉模様に。角交換から本格的な戦いへと突入すると、羽生九段が先に主導権を握ることに成功した。深浦九段は強い闘志を全面に打ち出し、分厚い指し回し対抗。羽生九段は積極的な攻めを見せてリードを奪った。粘りが持ち味の深浦九段だが、羽生九段は断ち切るように後手陣へ軽快に攻め込み後手は受け無しに。羽生九段が圧巻の攻め将棋を見せ、白星を手にした。 続きを読む 関連記事