【プレミアリーグ】ノッティンガム・フォレスト2-3ブライトン(日本時間11月26日/ザ・シティ・グラウンド)
驚きのカードラッシュとなった。ブライトンの主将ダンクは、PKの判定に抗議してイエローカードを提示されると、それでも審判に詰め寄ったことで立て続けにレッドカードをもらう事態に。その後も、両チームの選手に警告が出されると、スタジアムは騒然となった。
ブライトンが3-1とリードして迎えた70分、ジャック・ヒンシェルウッドがボックス内でノッティンガム・フォレストFWカラム・ハドソン=オドイと接触。当初、主審はプレーを流していたが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の介入によって判定が覆り、ホームチームにPKが与えられた。
ヒンシェルウッドが相手を掴んでいたことは明確だったが、ボールはこのプレーとは関係のない場所だったこともあり、ブライトンの選手が猛抗議。特に納得がいかない様子の主将ルイス・ダンクは主審に詰め寄ってアピールを行い、「過度な抗議」とみなされてイエローカードが提示された。
それでも引かなかったダンクに対して、直後に主審はレッドカードを提示。ブライトンは前節に続いて2試合連続で退場者を出す結果となってしまった。
これにはABEMAで解説を務めた鄭大世氏も「ちょっと、ちょっと。レフェリーに触れたからじゃないですかね。絶対的ですからね、ダンクが抜けるのはだいぶきついですね。この展開は荒れますよ」とコメント。退場に驚きつつも、その理由について考察していた。
またダンクにレッドカードが提示された直後、ノッティンガム・フォレストDFムサ・ニアカテとエヴァン・ファーガソンにもイエローカードが出された。両チーム入り乱れる中、同時刻に1枚のレッドカードを含む4枚のカード“乱発”には、ファンも「カード三昧」「カード出し過ぎ」「狂ったようにカードをばら撒く」と、物議を醸していた。
結果的に、この試合を通じて8枚のカードが飛び交う大荒れの展開となった。特に、立て続けに4枚のカードを出した場面でのレフェリングに対しては賛否が分かれており、今週も主審の判定を巡って多くの議論が交わされそうだ……。
(ABEMA/プレミアリーグ)