日本維新の会の馬場伸幸代表が、ABEMA的ニュースショーに出演し、2025年大阪・関西万博の実施について、国民の反対が多くなったとしても「絶対にやめない」と断言した。
【映像】「税金の使い方 考えて」大阪万博に反対の声
2025年大阪・関西万博は、会場建設費の増額問題が報じられている。誘致当初の会場建設費は1250億円としていたが、それが徐々に値上がりし、今年9月には2350億円とおよそ1.9倍に膨れ上がった。建設費用は、国と大阪府・市、経済界が3分の1ずつ負担することになっている。
「名称は大阪・関西万博となっていますが、国のイベント。主体的に国が費用負担していく。その中で地元や経済界にも負担をお願い。当然の話だ」(馬場代表)
建設費の高騰とともに、建設が大幅に遅れていることもあり国民からは中止を求める声もあがっている。
この問題について、時事YouTuberのたかまつななが「国民の反対がものすごく多くなってきた場合、やめることは検討するのか」と問うと、馬場代表は「絶対にやめない。やめると、日本の国のイベントだから世界から信用を失う。未来永劫、日本が世界を巻き込むイベントに名乗りをあげるということができなくなる」と説明。さらに国民への対応ついては「説明をし続ける。ご理解をいただくように頑張る。その結果、大阪ではほとんど反対がない」と意見を述べた。
(『ABEMA的ニュースショー』より)