【プレミアリーグ】ブレントフォード 0-1 アーセナル(日本時間11月26日/ジーテック・コミュニティ・スタジアム)
敵も味方も驚く珍プレーだった。プレミアリーグで9試合ぶりにスタメン出場を飾ったアーセナルGKのアーロン・ラムズデールだったが、味方に出そうとしたスローイングで痛恨のミス。地面に叩きつけてしまい、ブレントフォードにボールをプレゼントしてしまった。
今シーズンは新加入のダビド・ラヤに定位置を奪われたラムズデールだったが、この日の相手だったブレントフォードが保有元クラブのためラヤが規定上で出場できず、プレミアリーグでは9試合ぶりに先発起用された。
しかし、スコアレスで迎えた37分、ラムズデールはロングボールをキャッチ。キックかスローイングか悩むような動作を見せると、結局はスローイングを選ぶが、思うようにリリースできずボールを地面に叩きつけてしまう。この痛恨ミスでブレントフォードが攻め込んだが、最後はクロスを冨安健洋がクリアして何とか失点は免れた。
ABEMAで解説を務めた林陵平氏は、「おお…珍しいですね。今の」とコメント。ABEMA視聴者からも「ええ…」、「嘘だろ」、「まじか」、「わざとだって言ってくれ」、「やらかしすぎ」と、ラムズデールを心配する声が多数寄せられた。
ラムズデールは13分にも、ビルドアップ時に判断が遅れてゴール前で痛恨のボールロスト。こちらも素早くフォローしたデクラン・ライスのブロックで何とか失点せずに済んでいた。
これだけ不安定なパフォーマンスを披露したラムズデールだったが、味方の好フォローもあり無失点に抑えてクリーンシートを達成している。ただ、かなり不安定なパフォーマンスだったのは事実で、次節以降は再びラヤの起用が有力視されている。
(ABEMA/プレミアリーグ)