【プレミアリーグ】アーセナル 2-1 ウォルヴァーハンプトン(日本時間12月3日/エミレーツ・スタジアム)
アーセナルらしい美しすぎる攻撃に、ファンは釘付けとなったようだ。ウォルヴァーハンプトンが8人で形成した守備ブロックを4つのダイレクトパスで切り裂き、最後はキャプテンの一撃でゴールネットを揺らした。圧巻のゴールに称賛コメントが溢れている。
注目シーンはアーセナルが1点リードで迎えた13分。右サイドからブカヨ・サカが縦に抜けて入れたクロスボールは、タイミングが合わず逆サイドへ。そこからアーセナルの攻撃にスイッチが入る。まず、ボールを回収したオレクサンドル・ジンチェンコが、ボックス内のガブリエウ・ジェズスとのワンツーで左サイドを攻略。再びダイレクトでマイナスの折り返しを入れると、フリーで待ち構えていたマーティン・ウーデゴールが合わせてゴールネット右隅を揺らした。
GKが一歩も動けなかったキャプテンの一撃も素晴らしいが、それ以上にジンチェンコから始まったパス交換が秀逸。ボックス内にはウルブスの8人が分厚いブロックを敷いていたが、ジンチェンコ、G・ジェズス、ウーデゴールは同じ絵を描いて全てダイレクトプレーを選択し、美しいフィニッシュが生まれたのだ。
この得点はSNSでも、「最高のゴールだね。THE アーセナルって感じ」、「まさに俺たちが愛したヴェンゲルアーセナル過ぎて堪らなかったですね!」、「This is Arsenal」、「ウルブス、エリア内に8人おるんやが」、「このスピードは史上最速では?」、「毎シーズン何回かある縦横揺さぶってキーパーすら反応できないゴールかますの大好き」、「簡単に決めるなー」、「上手すぎて引いちゃった」、「冨安の話題で埋め尽くされた感あるけどこのゴールすごいな」など、大盛り上がりを見せている。
アーセナルはその後1点を返されたが、2-1で勝利してプレミアリーグ首位の座をキープ。続く現地時間12月5日のルートン・タウン戦でも、“らしいゴール”を見せられるか。
(ABEMA/プレミアリーグ)