【WWE】SMACKDOWN(12月1日・日本時間2日/ブルックリン)
1年半ぶりに復帰した大物レスラーが、会場の観客が見守るなか登場。リングへ向かう最中、従来のキャラクターからは意外とも思えるファンサービスを見せ、超一流の振る舞いが反響を集めた。
お馴染みの入場曲が鳴り響くと会場のボルテージは一瞬にして最高潮に達した。“毒蛇”の異名をとる計10度のWWE王者、ランディ・オートンがWWEのレギュラー放送『SMACKDOWN』に復帰後初登場。入場ランプからリングへ向かう花道で、観客の子どもに自らファンサービスをするワンシーンがあった。
オートンは会場全体を見渡しながら、ゆっくりと貫禄たっぷりに入場。途中、観客席最前列で手を伸ばす3人組の子どもたちに気づくと、さっと目線を向け、順番に1人ずつグータッチ。キッズたちは目を輝かせながら感激した様子で、スーパースターとのタッチが実現しすると、オートンに「カモン!」と叫び、大興奮するキッズの姿も映し出された。
オートンは“毒蛇”の異名が示すとおり、孤高の存在、誰にも媚びないというイメージが強かったが、そんなキャラクターの大物が見せた一瞬の振る舞いにファンも即座に反応。
「子供への連続グータッチ」「ちゃんと子供みつけてタッチしてるのな」「ファンサ増えた気がする」「ファンサしてる」など一流の所作を賞賛する声や意外なシーンに驚く声が続々と寄せられた。
この日、オートンは『SMACKDOWN』と正式に契約。トップ王座戦線に名乗りをあげたが、43歳となった今も存在感は抜群。人気が衰えない理由を象徴したワンシーンだった。
(ABEMA/WWE『SMACKDOWN』)