【プレミアリーグ】アーセナル 2-1 ウォルヴァーハンプトン(日本時間12月3日/エミレーツ・スタジアム)
アーセナルの冨安健洋がウォルヴァーハンプトン戦で見事なクロスを放った。先制点を御膳立てして公式戦2試合連続アシストを記録した日本代表DFは、後半開始早々にもチャンスメイク。結局は“アシスト未遂”に終わったが、圧巻の動きに称賛のコメントが寄せられている。
開始6分に見事なダイレクトパスでブカヨ・サカの先制ゴールをアシストした冨安は、36分にも完璧なロングフィードで決定機を演出。さらに後半開始早々の48分には見事なトラップからのクロスでビッグチャンスを作った。
ボックス右の位置でデクラン・ライスからの縦パスを受けた冨安は、スムーズに反転してゴール方向に身体を向け直す。そのまますぐにボックス内の状況を確認し、右足で鋭いクロスボールを蹴り込んだ。
そこに飛び込んだのはガブリエウ・ジェズス。ドンピシャのタイミングでゴールかと思われたが、相手DFに軽く掴まれ、転倒してPKをアピールする。しかし主審の笛は鳴らず、決定機を逸してしまった。
この冨安の“アシスト未遂”についてSNS上では、「現在プレミアリーグでアジア最高の選手」、「トミーの進化系を見た」、「ポジショニング、ファーストタッチ、クロスまで全てが完璧すぎる」、「アシスト未遂!クロスの精度いきなり上がりすぎて怖い」、「本当にクロス上手くなった」など称賛するコメントで溢れた。また、G・ジェズスについては、「ジェズス、手掴まれてるからPKだよなあ」と擁護する声がある一方で、「これは決めて欲しかった〜」といった残念がる声も見られた。
アーセナルはプレミアリーグ3連勝を飾り首位をキープ。続いて現地時間12月5日にはルートン・タウンと対戦するが、ウォルヴァーハンプトン戦で左ふくらはぎを抑えて途中交代した冨安の状態が心配されている。
(ABEMA/プレミアリーグ)