【プレミアリーグ】マンチェスター・シティ3-3トッテナム(日本時間12月4日/エティハド・スタジアム)
ピッチ脇にいたカメラマンたちも驚いたことだろう。マンチェスター・シティFWハーランドはトッテナムDFエメルソンと競り合ったまま、ゴールラインのカメラマン席に突進。あわや交通事故になりかねない危険な場面だった。
スコアレスで迎えた4分、マンチェスター・シティがトッテナムのハイラインの裏をついた攻撃を仕掛ける。
左SBのヨシュコ・グヴァルディオルは、タッチラインからトッテナムDF陣の裏に目掛けてロングスローを放ると、これにFWアーリング・ハーランドが反応。最後はトッテナムDFエメルソンがスライディングタックルで何とかCKに逃れたが、両者は勢いあまってゴールラインの向こう側にいたカメラマン席に突進してしまった。
咄嗟の判断で回避したカメラマンたちのおかげで怪我とはならなかったが、あわや交通事故が起きかねない危険な場面だった。
プレミアリーグは観客席とピッチの距離感が近いことで知られる。これはカメラマン席とピッチが近いことも同時に意味しており、今回のような接触が起きても仕方ない距離感にある。大事故が起きてからでは遅いので、もっと選手たちが安全にプレーできる環境を各スタジアムで整えて欲しいところだ。
(ABEMA/プレミアリーグ)