【WWE】SMACKDOWN（12月1日・日本時間2日／ブルックリン）
現代最高峰ハイフライヤーと名高いマスクマンの“今週の飛びすぎ案件”は、高く飛びすぎて45度で相手の胸部に突き刺さるドロップキック。華麗かつエグい一発に会場も大盛り上がりだった。
WWEのレギュラー番組『SMACKDOWN』。最新エピソードでは、内輪揉めのラテンレスラー軍団『LWO』と、大喧嘩の末脱退したサントス・エスコバーとの抗争が激化。エスコバーは元同僚、ホアキン・ワイルド相手に容赦ない攻撃の末、シングルマッチに勝利を収めたが、売出し中のハイフライヤー、ドラゴン・リーが『LWO』の助っ人として登場し、またしても規格外の跳躍力を見せた。
師匠のように慕っていた殿堂入りのレジェンド、レイ・ミステリオに反旗を翻し、長期休場に追い込んで仲間を裏切ったエスコバーは、今週ついに大きくイメチェン。ピチピチのバンツに脂ギッシュなヘアで見た目も胡散臭くニヤケ顔に変貌した。序盤こそホアキンが空中殺法を駆使して試合の主導権を握るが、急所攻撃や髪を引っ張るなど地味な反則を重ねたエスコバーの老獪さに歯が立たず、最後はファントム・ドライバーで完敗。しかも試合終了のゴングが鳴ってもエスコバーはホアキンをタコ殴りにして公開処刑。
そこに業を煮やして救出に登場したのが、先日開催された『サバイバー・シリーズ』でエスコバーと対戦しその後も抗争を続けているドラゴン・リーだ。一度はリング外に逃げたフリをしたエスコバーに背後を狙われたドラゴン・リーだが、飛びつき式のレッグシザース、さらにコーナーで両足を払ってからロープを超えて蹴るムーブを見せると、ファンからは「内藤ムーブ」「内藤のやってるやつだ」「中身内藤なんじゃないか？」との声もあがった。
さらにドラゴン・リーはコーナーに座ったままグロッキーなエスコバーに超広角度のドロップキックを発射。高いジャンプから45度で突き刺るエグい一撃には会場を大歓声。闇落ちが止まらないエスコバーを一蹴した。
（ABEMA／WWE『SMACKDOWN』）
