【プレミアリーグ】ルートン・タウン3-4アーセナル(日本時間12月6日/ケニルワース・ロード)
【映像】冨安のライバル、勝ち越しゴールを演出し存在感を見せつけた瞬間
冨安健洋が怪我でいない間にライバルが完璧な仕事を果たした。右SBのホワイトはサカとの連係でボックス内に進入すると、ダイレクトで浮き球のクロスを供給。これがFWジェズスにピタリと合い、アーセナルが勝ち越しに成功した。この場面でのホワイトのプレーを解説の林陵平氏が賞賛している。
1-1で迎えた45分、アーセナルはアンカーのデクラン・ライスから右サイドで高い位置を取っていたベン・ホワイトにパスが渡ると一気にチャンスが生まれた。
怪我の冨安健洋に代わって先発に抜擢されたイングランド人DFは、内側に絞っていた右WGブカヨ・サカにボールを預けると、そのままボックス内に進入。そこにドンピシャのスルーパスが通ると、ダイレクトでふわりとしたクロスで折り返した。
これに反応したのがフリーのガブリエウ・ジェズス。落下点を読んでクロスを完璧に頭で合わせてアーセナルが勝ち越しに成功した。
ABEMAで解説を務めた林陵平氏はアシストを記録したホワイトに注目「ホワイトが結果を出しました。あそこら辺のクロスの選択肢も多く、精度も高い。冨安は調子良かった中で少し戦列を離れてしまいましたが、代わりに出てくる選手が結果を残す。強いチームのいい循環ですね」と、アーセナルの選手層の厚さとイングランド人DFのクオリティの高さを称賛していた。
この試合でもロス・バークリーに決められた場面で守備対応を誤るなど、まだホワイトは本調子と言えないコンディションだが、それでも求められたところで結果を残すのはさすがと言えるだろう。
(ABEMA/プレミアリーグ)