【プレミアリーグ】マンチェスター・シティ3-3トッテナム(日本時間12月4日/エティハド・スタジアム)
カード覚悟でも止めるしかない場面だった。マンチェスター・シティMFロドリは、ファーストタッチで前に出たトッテナムMFロ・チェルソを後ろからタックル。相手の攻撃の芽を摘む抜群のタイミングでのタックルとなったが、相手を吹き飛ばす危険なプレーとなり、主審からイエローカードが提示されている。
マンチェスター・シティが2-1とリードして迎えた34分、トッテナムはワンタッチ、ツータッチでの繋ぎでホームチームのプレスを回避しようとしていた。
抜群のタイミングでデスティニー・ウドジェからの落しがジョバンニ・ロ・チェルソの足元に入ると、アルゼンチン代表MFはファーストタッチでマッチアップしたロドリの前に出た。すると、スペイン代表MFはすかさず後ろからのタックルで強引に進行を止めて、ファウル覚悟でトッテナムの攻撃を阻止した。
しかし、ボールにアタックをしていないレイトタックルだったこともあり主審からイエローカードが提示され、累積警告により次節の欠場が確定した。
この場面を見たABEMA解説のハーフナー・マイク氏は「止めなければ一気に開けていた。止めるしかなかった」とコメント。タクティカルファウルで相手の攻撃を阻止したことに関して賛成の意見だった。
一方のABEMA視聴者は「ボールに行ってないなw」「またかよ」「退場だけはしないでくれ」「ロドリは心臓」と反応しており、不在になることだけは避けて欲しいと願っていた。
今季ノッティンガム・フォレスト戦で一発退場となったロドリは、その後3試合の出場停止処分を受けた。その間にマンチェスター・シティは3連敗を喫している。次節アストン・ヴィラ戦はこの大黒柱が不在での戦いとなるが、ベンチメンバーを含めて、彼の大きな穴を埋める必要があるだろう。
(ABEMA/プレミアリーグ)