【プレミアリーグ】チェルシー3-2ブライトン(日本時間12月3日/スタンフォード・ブリッジ)
三笘薫からすれば珍しいプレーとなった。ボックス内で日本代表FWは相手と接触して転倒すると、PKを猛アピール。しかし、解説がコメントしたように、先に三笘が倒れたようにも見え、結果的には同選手のダイブの判定となってPKは与えられなかった。
ブライトンが1-3と追いかける展開で迎えた87分、バイタルエリアでベニチオ・ベーカー=ボアイティからのパスを呼び込んだ三笘薫は、ファーストタッチでボックス内に進入した。
これに対して、チェルシーDFイアン・マートセンは持ち味であるアジリティを生かして素早くカバー。三笘とボックス内で接触し、日本代表FWはPKをアピールしていたが、主審はゴールキックを指示した。
ABEMAで解説を務めた鄭大世氏は「ちょっと先に倒れちゃった感あるな。気持ちはわかりますね。体を先に入れようとして」とコメント。日本代表FWのダイブを取られてもおかしくないと分析していた。
この場面で両者が接触したことは間違いないが、マートセンに身体が当たる前から三笘のバランスは崩れ始めており、PKが与えられないのは妥当な判定だった。逆にダイブでイエローカードを貰わなかったのはラッキーだったと言えるかもしれない。
(ABEMA/プレミアリーグ)