【WWE】RAW(12月4日・日本時間5日/アルバニー)
123キロの“巨漢“女子レスラーが体重差およそ2倍対決で相手の頭部を鷲掴みにして力任せに首をぐにゃり。苦悶の表情を浮かべる衝撃シーンに「事故だ」「首折れちゃう…」など悲鳴の声が相次ぐ一幕があった。
巨漢ナイア・ジャックスとシェイナ・ベイズラ―の対戦は、体重123キロのナイアに61キロのシェイナが挑んだ"体重差2倍“対決。試合は過去の因縁も相まって凄惨な展開となった。体重を使ったナイアの「重さの暴力」もさることながら、さらにエグかったのはひたすら執拗に首だけを狙う殺意すらうかがえる攻撃だ。
この両者には浅からぬ因縁がある。遡ること2年前の2021年の『RAW』で、シェイナはナイアのヒジを徹底攻撃。階段を使った攻撃で腕を破壊されたナイアは左ヒジの脱臼骨折と診断され8カ月の長期欠場を余儀なくされた。
過去をぶり返すようなシェイナの左腕攻撃に、"あの悪夢”を思い出したのか突然ナイアの怒りに火が着いた。腕ごとリフトして相手を頭から落として反撃。さらに場外では顔面を放送席に、さらにエプロンに叩きつけて追撃。
シェイナはナイアを鉄柱に叩きつけ左腕を踏みつけるが、対するナイアはエプロンでロープから飛び出した首めがけてギロチン。実況も「後頭部にかかるパワーは凄まじいですよね」と語るとおり、ここから執拗な首攻撃がはじまる。
ナイアはシェイナの頭部を鷲掴みにして首をあらぬ方向に曲げ、頭を掴んでマットへ叩きつけると、グイッと起こして鉄柱に直行。「ボコッ」と鈍い音とともにコーナーに突き刺さると、エプロンから全速力で全体重が乗ったヒップアタック。鈍器で殴られたような音が響き渡った。
一連の首への攻撃に「事故だ」「これはキツイ」「首折れちゃうって…」と騒然となるなか、倒れたシェイナの首をむんずと掴みマットにドカドカと叩きつけ、今度はコブラクラッチでじわじわ締め上げた。
えぐい攻撃が続き、コーナーで首めがけて突進するナイアを寸でシェイナがかわすシーンでは、実況も思わず「避けました良かった」と本音が漏れた。
試合はナイアがセカンドロープから123キロの全体重を乗せたバンザイ・ドロップでシェイナからカウント・スリーで勝利。完勝で宿敵を倒したナイアだが、女性レフェリーの勝ち名乗りにも「ほっといてよ!」と手を振り払い最後まで怒りが収まらない様子だった。(ABEMA/WWE『RAW』)
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