【プレミアリーグ】ルートン・タウン3-4アーセナル(日本時間12月6日/ケニルワース・ロード)
最後の最後にドラマが待っていた。3-3で迎えたラストプレーでアーセナルMFライスがクロスボールにドンピシャヘッド。ルートン・タウンの本拠地ケニルワース・ロードでは直近10試合で勝ちがなかった中で、勝ち点3獲得を確信させる劇的勝ち越しゴールが決まり、選手やアルテタ監督らスタッフに歓喜の輪ができた。
3-3で迎えた後半アディショナルタイム、すでに目安の6分を過ぎたところで試合が動いた。
ハーフウェイライン手前からのセットプレーで、左SBのオレクサンドル・ジンチェンコがあげたクロスは一度相手選手にクリアされるも、そのこぼれ球をすぐにアーセナルの選手が回収。最後はマルティン・ウーデゴールとジンチェンコの連係でルートンのマークを外し、ノルウェー代表MFがボックス内にクロスを放り込むと、デクラン・ライスがドンピシャヘッドで合わせた。
敵地での勝利を決定づける劇的ゴールにアーセナルの選手やミケル・アルテタ監督らは大はしゃぎ。アウェイに駆けつけたサポーターの前で歓喜の輪ができた。
すると、ABEMAで解説を務めた林陵平氏は「これが今季のアーセナルなんですよね!」と興奮気味にコメント。続けて「結果を出しますねライスは。(移籍金が)安いぐらいですよ」と、マンチェスター・ユナイテッドとの第4節に続いて試合終盤に勝ち越しゴールを決めたイングランド代表MFを絶賛。試合後も自身のSNSで「お値段以上ライス」と名言を残すほど印象に残ったようだ。
視聴者からも「劇的!!」「神試合きた」「最後のワンプレー!」「まじでライス最高だよお前」「ウーデゴールのパスも神」「美しすぎるパス」など、ゴールを決めたライスとそれをお膳立てしたウーデゴールの両選手を讃えるコメントが相次いで寄せられた。
対するルートン・タウンのサポーターは失意の様子。第12節リヴァプール戦に続いて、強豪相手に勝ち点を獲得することはできなかったが、前回のケニルワース・ロードでの試合ではクリスタル・パレスに勝利するなど、ホームでの戦いは着実にポジティブな方向に進んでいる。結果的には敗れてしまったが、一時はアーセナルからリードを奪うなど、自分たちの自信に繋がるゲームとなったのではないだろうか。
(ABEMA/プレミアリーグ)